乾ルカ『あの日にかえりたい』

乾ルカ『あの日にかえりたい』
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北海道を舞台にした短編集
直木賞ノミネート作品
いつか確かにあったはずの「あの日」
ほんの一瞬の小さな点のような「あの日」に捉えられた人たちの、これは6つの小さな奇跡の物語。「いま」と「あの日」が交わる時、再び時間が動き出す。
**もくじ**
真夜中の動物園/翔る少年/あの日にかえりたい/へび玉/did not finish/夜、あるく
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真夜中の動物園・・・学校ではいじめられ、家ではうるさいお父さんお母さんがいて、学校にも家にも居場所がないと感じているぼく。ある夜、家を抜け出し、偶然入りこんだ動物園でみた光景は・・・。
翔る少年…ある夜、大きな地震に襲われた。気が付くとぼくは海の匂いのする町にいて、知らないオバサンが声をかけてきた。1993年7月に北海道南西沖地震の被害を受けた奥尻島を舞台にしている。
あの日にかえりたい…介護施設のボランティアで出会った老人。施設の前に広がる公園にかつてあったという湖の思い出を語り始めるが…。
へび玉…「十五年後にまたここで再会して花火をしよう」と誓った約束。33歳になった由紀恵はその約束の場所へ向かうが…。
did not finish…ダウンヒルの世界大会で大きくコースアウトした大黒鉄平。死の間際、彼の意識は運命を変えたある男と出会った「あの日」へととぶ。
夜、あるく…ある冬の夜、散歩をしていると、中学校の前でハナモクレンを見上げるひとりの老女と出会う。どこか懐かしさを感じる老女と、毎夜、散歩で出会うことを楽しみにしていた亜希子だったが…。
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ブックデータ

第143回直木賞候補作
SFライトミステリーですが、さっくりと読みやすく中学生におすすめの直木賞候補作です。

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内容(「BOOK」データベースより)

地震に遭った翌日、少年は、海の匂いのする、見たこともない町に立っていた。通りかかったオバサンの家で親の迎えを待つ間に体験したのは、少年がこれまでしてみたかったことばかりで…(「翔る少年」)。介護施設で出会った、嘘のような人生を語る車いすの老人との交流と意外な結末を描く表題作ほか、時空を超えた小さな奇跡と希望を描く六篇。第143回直木賞候補作。

 

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