住野よる『青くて痛くて脆い』

住野よる『青くて痛くて脆い』
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住野よるが描く大学生青春小説
傷つくことにトラウマを抱えているあなたへ
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あらすじ

田端楓は、大学一年生にして自らの人生におけるテーマを決めていた。
人に不用意に近づきすぎないこと。
誰かの意見に反する意見を出来るだけ口に出さないこと。
そうしていれば、少なくとも自分から誰かを不快にさせることはないし、誰かから傷つけられることもない。
そんな楓の大学生活をそのテーマごと覆すような出会いが、訪れる。

「この世界に暴力はいらないと思います」
講義の途中で手をあげて堂々とそう言い放つ彼女は、極度の理想論者。
端から見たら痛い奴。もっといえばヤバイ奴かもしれない。

横の席だったというだけの理由で、楓は秋吉寿乃と親しくなる。
いつしか楓は秋吉の情熱と理想に感化され、ふたりは秘密結社「モアイ」を結成するが・・・。

レビュー

住野よる『青くて痛くて脆い』

田端楓は、自分が傷つくことに極端に怯えている。だから楓は自分が切り捨てられる前に、その場所を手放した。そしていま、再びその居場所を取り戻すために楓は立ちあがる。
傷つかないように自分を守るのは、簡単なことだ。
しかし、そうして守った自分の中になにか満たされるものがあっただろうか。
一度は手放したはずのその場所を、なぜ僕は再び手に入れようとするのか。

生きるとは、自分の人生に確かななにかを重ねていくことだ。
傷つくことは、かけがえのない「確かななにか」だといえる。

楓の人生を追いながら気づく。

傷つかずになにかを手に入れることなどできない。

『書を捨てよ、町へ出よう』を思い浮かべる。

ゆう
ゆう

いつか何かを失い、傷ついた心から抜け出せない。
そんなトラウマを抱えているあなたに読んでほしい本。

おすすめポイント

こんな人におすすめ

中学生から大学生の10代におすすめです。

大学サークルを舞台にした青春小説として、特に大学生のみなさんに人気のようです。

「2018年二十歳が一番読んだ小説ランキング」で第1位を獲得。多くの大学生に読まれているようです。

受賞歴

「2018年二十歳が一番読んだ小説ランキング」第1位

2018年日販年間ベストセラー単行本フィクション部門第4位

 

BLUE ENCOUNTのメジャー1stシングル「もっと光を」のテーマソングにもなりました。

著者プロフィール

住野よる
デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラー。
瑞々しい文章で若者の心情を描く、いま10代に人気の作家さん。
趣味は音楽鑑賞
【受賞歴】
『君の膵臓をたべたい』2016年本屋大賞第2位

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