きみがいてくれた3人のあの夏~戸森しるこ『ぼくたちのリアル』

| 課題図書 | 高学年

  • 小学校高学年から中学生におすすめ
  • 小学5年生の物語
  • 講談社児童文学新人賞受賞
  • 2017年全国青少年読書感想文課題図書
  • LGBTもひとつのテーマ

人気者×転校生×平凡なぼく

「5年生のクラス替えで、アイツと同じクラスになったとき。ぼくの気持ちは複雑だった。」

秋山璃在(リアル)は、学年一の人気者。サッカーも勉強も得意で、明るくて、根はまじめで学級委員もこなす。もちろん顔もかっこいい。

ぼくは、飛鳥井渡(アスカ)。ごくふつうの小学5年生。特別、得意なこともない。リアルとは家がとなり同士の幼馴染。アスカがリアルに対してなんとなく距離があったのは、なんでもできるリアルへのコンプレックスだけでなく、ちょっとした事情があるのだけど、それは物語を読んでもらうとして。

そんなふたりを近づけたのが、転校生のサジ。色白なハーフの男の子。リアルに憧れ以上の思いを抱いているのは、一目瞭然。←そしてクラスのほとんどの女子がライバルという

3人の小5男子たちのそれぞれの飾らない心の揺れ。

なんでもできるリアルにもだれにも話したくない悲しみがあって。

なにも持っていないと思っているアスカにも、アスカにしかないものがる。

あの夏、ぼくとリアルにはサジが必要だった。

そして、それとおなじくらい、サジにもぼくたちが必要だったのかもしれないって、いまはそう思う。

運命ってのは、たぶんそういうことをいうんだ。

明るくたくましく、ありのままの自分を受け入れていく等身大の小5たちの「リアル」をリズミカルで瑞々しく描く。

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BOOKS雨だれ 戸森しるこさん3冊目

中学生のひとみは、きれいな理科の先生に恋をしている。もうひとり、先生をいつも見つめている男のが…。

BOOKS雨だれ戸森しるこさんのブログ「森のサーカス小屋

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