小説文学

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宮部みゆき『火車』でカードローンについて学ぼう

宮部みゆきの代表作ともいえる、カードローンの怖さを描いたベストセラーミステリー。はじめてカードを作る人は、先にこの本を読みましょう。
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石井光太『蛍の森』

ノンフィクション作家・石井光太が差別や人権問題をテーマにハンセン病を描く。胸が押しつぶされるような苦しさの中で「人間として生きる」ことを問う。
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中脇初枝『わたしをみつけて』

中学生・高校生におすすめ。中脇初枝さんの連作短編『きみはいい子』と同じ町にある病院、そこで働くあるひとりの女性の物語。彼女は父のことも母のことも知らない、孤児でした。
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ケンリュウ『紙の動物園』~世界のSF文学賞初の三冠

それはSF小説とは違う、SF文学だと思う。ケンリュウ「紙の動物園」に込められているのは、可能性という未来ではなく、心を揺さぶるノスタルジー。
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中学生と教師の最悪の復讐バトル~湊かなえ『告白』

告白とは、だれかに秘めた思いを伝えること。でも、こんな告白はごめんだわ。これは、中学生と教師の最悪の復讐バトル劇である。
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爽快復讐エンターテイメント~吉田修一『平成猿蟹合戦図』

吉田修一さんが描く、爽快復讐エンターテイメント。小さな悪事からとんとん拍子にストーリーはすすむ、むしろわらしべ長者。しかし、物語はそんなうまく進みませんよ…。
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木爾 チレン『静電気と、未夜子の無意識。』

黒×赤の装丁。キュートなピンクの帯には『全国の女子大生から「恋がしたい」の声続々!!』との大胆告知。これでは、東北在住・三十路・主婦の私は、書店でレジに並ぶのはおろか、手にすることさえ躊躇われてしまう。インターネット書店が流行するわけだ、と...
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本谷有希子『ぬるい毒』

高校生からおすすめ 第33回野間文芸新人賞受賞 第145回芥川賞候補作ほか ぬるい毒 「生きてるだけで、愛」から、本谷有希子さん2本立て読み。2作とも、三島由紀夫賞候補、芥川龍之介賞候補だそう。これま...
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2018年秋映画化決定!本谷有希子『生きてるだけで、愛』

2018年秋映画化が決定した本谷有希子さんの芥川賞候補作。
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重松清『流星ワゴン』~あの時に戻れたら人生は変わっていた?

死んだはずの男を迎えに来たファミリーワゴン。運転するのは、5年前に交通事故で亡くなったという面識もない親子。この車に乗り込んで、人生のターニングポイントを回るドライブへと出かける。人生の後悔を消すことができるのか。
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吉田修一『パレード』

一緒に暮らしている人をあなたは本当に知っているだろうか。東京でシェアハウスをして暮らす男女の群像ミステリー。
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角田光代『紙の月』~一億円横領事件の犯人は普通の主婦でした

この物語の主人公である梅澤梨花は、ずっとこう思っていた。いまの私は、私の一部でしかない、と。平凡な主婦であったはずの梨花を一億円もの横領に駆り立てたものは何だったのか。
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新津きよみ『ふたたびの加奈子』

って死んだら生まれ変われるのでしょうか。たとえばそれが、あなたにとって大切な人だったら、やっぱり、どうあっても戻ってきて欲しいと願うのでしょうか。新津きよみ『ふたたびの加奈子』は輪廻転生をテーマにしたミステリー。
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三浦しをん『風が強く吹いている』~駅伝小説の金字塔

駅伝青春小説NO.1!無名の新設大学駅伝部が、箱根出場に青春をかける。駅伝が好きな人も、走ることが好きな人も、スポーツなんか嫌いな人も、これを読み終えた後では箱根駅伝が違ったものに見えるはず。
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篠田節子『ブラックボックス』

食べ物の安全性について考えさせられるミステリー。さっき食べた食材は果たして安全と言えるだろうか。なにを根拠に?この本を読んだ後では、すべてを疑ってしまう。