乙一『暗黒童話』
不慮の事故により左目と記憶を失った少女。移植した左目がある記憶を映し出す、乙一さん初の長編ホラー小説。
「YA文学」のおすすめの本
乙一『天帝妖狐』
「夏と花火と私の死体」でデビューし、17歳とは思えないその作品の斬新な視点と文章力で一気に注目を浴びた乙一さんの第2作短編集。
村山早紀『コンビニたそがれ堂』～さがしものが見つかる不思議なコンビニ
どんなものでも売っている不思議な魔法のお店・コンビニたそがれ堂。心がほっこりと温かくなる、女の子に人気のほっこりファンタジーシリーズ第1弾。
ひとりぼっちを選ぶことの自由と孤独～額賀澪『ヒトリコ』
「関わりたくない人とは関わらない」小学生の時に日都子はみんなを離れて「ひとり」になることを選んだ。第16回小学館文庫小説賞受賞。中学生におすすめの青春小説。
朝井 リョウ『世界地図の下書き』
朝井リョウ、児童養護施設でくらす子どもたちを描いた『世界地図の下書き』。坪田譲治文学賞受賞作。小学校高学年から中学生に。
井上ひさし『四十一番の少年』
放送作家、小説家、エッセイストなど、さまざまな分野で活躍してきた井上ひさしさんがかつて孤児院でくらしていたころを含み描いた自伝的短編。中学生・高校生・男子にもおすすめ。
16歳女の子のサクセスストーリー『靴を売るシンデレラ』
中学生・高校生におすすめ。ふつうの16歳の女の子・ジェナがアルバイトでつかんだチャンス!成功に変えることができるのか!?ジョーン・バウアーの『靴を売るシンデレラ』のあらすじ＆レビュー
石田衣良『4TEEN』～14歳たちの「いま」
中学生、特に男子におすすめしたい本。ダイ、ジュン、ナオト、そしてテツロー。4人の14歳たちの「いま」を描く石田衣良さんの『4TEEN』
重松清『きみの友だち 』
中学生に、男の子にも女の子にもぜひ読んで欲しい1冊。「友だちってなんだろう？」と悩む人にも。重松清さんの『きみの友だち』
可愛いくなりたい～河合二湖『向かい風に髪なびかせて』
可愛くなりたい！と願うすべての女の子にぜひ読んで欲しい。河合ニ湖さんの『向かい風に髪なびかせて』。中学2年生の女の子4人の物語です。
煙突掃除夫として働くミラノの少年たちの物語～『黒い兄弟』
小学校高学年から中学生におすすめ。1830年代のスイス、煙突掃除夫として働く少年たちの勇気と友情の物語リザ・テツナー『黒い兄弟』。「ロミオの青い空」原作。
誉田哲也『武士道シックスティーン』
中学生・高校生におすすめ。誉田哲也さんの本格女子剣道青春小説『武士道シックスティーン』。スポーツが好きな人に。
動物たちのシュールな哲学～安藤みきえ『頭のうちどころが悪かった熊の話』
安藤みきえさんの、動物たちが織りなすシュールな短編集『頭のうちどころが悪かった熊の話』高学年から中学生に。おもしろいおはなしが読みたい人におすすめです。
君、吹奏楽部に入らないか?～中沢けい【楽隊うさぎ】
「君、吹奏楽部に入らないか?」そのひとことに誘われて入部した中学校吹奏楽部での成長を描くものがたり。
映画「千と千尋の神隠し」のベースとなったファンタジー～プロイスラー『クラバート』
高学年からおすすめ。ドイツ・ヨーロッパで児童文学賞を受賞したプロイスラーの代表作。宮崎駿監督もこの作品のファンだそうです。