大学生に読んでほしいおすすめの本~知識を深め心を成熟させる読書

読んで欲しいおすすめの本
みなさんは、本を読んでいますか?

インターネットの普及により、若い人たちが本を読まなくなったと言われています。必要な情報はネットで得られるでしょう。かといって読書は必要ないかと言えばそうでもない、ということは、読書をしている人たちを見れば明らかです。

いい読書をしている人は、話題が豊富で、言葉選びのセンスが良く、ものごとを多面的にとらえた考え方を持っていると感じる方が多いです。知識を深め、心を熟成させる大学生の時代に、広い視野を持ち、人生を豊かにしてくれるような読書経験を積んで欲しいと思います。

新書や実用書が多めになりました。これまでに「中学生」「高校生」におすすめの本も紹介しています。重複している本もありますが、こちらから未読の本を選んでみるのもいいかもしれません。

福沢諭吉『学問のすすめ 現代語訳』

「なぜ学ぶのか」漠然とした疑問を抱えながら受験勉強をしてきた、という人もいるでしょう。そんな人にぜひ手に取って欲しいのが、近代日本最大のベストセラーであるこの本です。啓蒙思想家であり、慶應義塾の創始者でもある教育者・福澤諭吉。わたしたちは、なぜ学ぶのか、そして社会の一員としてどう生きるべきか、考えるきっかけになるはずです。

『声に出して読みたいシリーズ』などでおなじみの齋藤孝さんの現代語訳が読みやすく、難しそうと感じていた人にもぜひ。

池上彰『おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? 』

いま、学ぶべき教養とは何か? 現代人必須の7科目とは、「宗教」「宇宙」「人類の旅路」「人間と病気」「経済学」「歴史」「日本と日本人」。この7つを貫くのは、「自分がどういう存在なのか」を考えようとする問題意識だ。7科目のエッセンスを講義形式で明快に説く決定版。現代人の「生きる力」=教養の本質が一気に身につく!

いま日本の大学生の教養の希薄さが指摘されえています。知識として「知っている」だけでは意味がありません。身に付けた教養を生活や社会に生かし還元していくことが重要です。

現在、東京工業大学でリベラルアーツセンターの教授として、学生に一般教養を教えている池上彰さんが教養について語ります。

長田弘『なつかしい時間』

二十世紀の終わりから二十一世紀へ、そして3・11へという時代に立ち会いつつ、再生を求めて、みずからの詩とともに、NHKテレビ「視点・論点」で語った十七年の集成。

中学校・高校の国語入試問題にもよく出典されている長田さんのエッセイです。「豊かに生きる」とはどういうことか、ふと立ち止まり考えさせてくれます。

外山滋比古『思考の整理学』

アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。

大学生に最も読まれている本、らしいです。

朝井リョウ『何者』

早稲田大学在学中に『桐島、部活やめるってよ 』で 小説すばる新人賞を受賞しデビューした現役大学生作家・朝井リョウ。就職活動を経て、卒業後は映画会社に入社している。「現役作家がなぜ就職!?」(現在は会社を退職し、専業作家です)『何者』は、自身の経験から描かれた平成の就活小説。本著は第148回直木賞受賞作。SNSを駆使した現代の就活事情と裏でつぶやかれる本音はリアリティがあります。就職活動の参考にも。

現役大学生の時に執筆されたエッセイもおすすめですよ。笑えます。

伊坂幸太郎『砂漠』

入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決…。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。笑える毎日と、切ない出来事、どこにでもいるような大学生の5人がかけがえのない絆をつなぎ、今しかない青春を駆け抜ける。伊坂さんのおすすめはたくさんありますが、学生の時に読みたかったと感じさせる1冊。

鍋田恭孝『子どものまま中年化する若者たち-根拠なき万能感とあきらめの心理 』

優しくて傷つきやすい。真面目だが消極的。他者との距離感に悩みすぎて疲れている。「指示待ち」「植物化」「クラゲ化」する現代の若者たちにどう接していいのかわからないという大人も増えているが、若者たちもまた悩みや不安の中にいる。

精神科医であり大学で臨床心理学の教鞭をとるなど、30年以上にわたり若者の悩みと向き合ってきた著者が、現代の若者の姿をレポート。

自分たちがどのように分析されているか知るのは、愉快ではないだろうが、客観的に読んでみて欲しい。いま同じように悩んでいる若者にも、なにかヒントがあるはず。

辻太一朗『なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか?』

「日本の大学生は勉強しない」というのは、いまに始まったことではないが、就活がグローバル化し変わってきた現在、大学生の意識改革は必要だろう。大学生、大学教員、企業、それぞれの立場から大学生が勉強をしない「負のスパイラル」をいかに変えていくか。いま学生が企業からどのように見られているのか、またどのような人材が求められているのか知るきっかけとなり、少し危機感をもって学習に向かえるのでは。

佐藤剛史:自炊男子 「人生で大切なこと」が見つかる物語

大学生になり、はじめてひとり暮らしをするという人もいるのではないでしょうか。ひとり暮らしで一番大きな変化は食事だと思います。三食とらなかったり、毎日コンビニ弁当で済ますことも増えるはず。
主人公・イケベタカシは九州教育大学の一年生。ごくふつうにテキトーな大学生活を過ごしていたイケベくんだったが、彼女との出会いをきっかけに自炊をはじめ、「食」の大切さに目覚めていく。「すごい!弁当力」の著者・佐藤剛史による大学生食育本!

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