本当の怖さを知ろう【ほんとうの「ドラッグ」】

社会 | 課題図書

中学生や高校生のみんなに知っていて欲しいことがある。こうした本当のことをわかりやすく書いてくれる本は、実は案外少ない。自分とは無関係と思わずに、危ない世界は案外近くにあるのだという警戒心を忘れないで欲しい。

薬物の危険は近くにある

著者は、元・薬物中毒者。ということで、すごく説得力がある。著者プロフィールによると…

30歳のときに覚せい剤を覚えて以来、薬物乱用者となり、37歳で精神病院に入院。それでも覚せい剤をやめられず39歳のとき逮捕。釈放後、アルコール依存症者の回復施設の職員を経て、1985年日本初の民間による薬物依存者回復施設「ダルク」(現東京ダルク)を開設。以降薬物依存者の回復支援に尽力。

中学生に向けた薬物の講習会に参加したことがある。中毒症状の怖さについては知っているつもりだったけれど、思っていたよりも、薬物が子どもたちの身近にあることに怖さを感じた。はじめは、それと知らずに服用する子どもも多く、あっという間に中毒症状が出るそうな。

ここに書かれていることは「よくある話」で、そんなこと知ってる、と思う人も多いかもしれない。でも、これが自分の友だちや家族だったらどうだろう…と想像してみると、「知ってる」だけでは不十分な気がする。ドラックの怖さを知り、遠ざけるためにはどうしたらいいか、日頃意識をもつことが大切かもしれません。また本著では、まわりの大切な人が薬物中毒になった時にはどうしたらいいのか、ということも書かれています。

おすすめポイント

◇中学生・高校生にぜひ読んで欲しい本

中学校・高校の学校図書館にぜひ入れておいてほしい1冊

◇薬物について知る本

◇読書感想文コンクール課題図書

◇読書感想文にも

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