- フランスのベストセラーを作家・重松清が監修した翻訳版
- 人生の「なぜ」と向き合う小さな物語
- 子ども向け哲学の入門書として
読んで考える読書におすすめした1冊を紹介。
本の紹介とレビュー
なぜ自分はいまここにいるのだろう。
正しいってなんだろう。
生きるってなんだろう。
それまで考えたこともなかったことを、ふと考える。
誰にでも、そんな風に人生に立ち止まる時がある。
それは、こどもから大人への第一歩。
そんな人生の問いかけをこめた小さな物語集。
この本におさめられている小さな物語は、「こども哲学」シリーズの付録として書かれたものに、震災をテーマに描いた「きみの町で」を加えたもの。
「こども哲学」シリーズは、自分について、人生について、世界について、疑問に向き合う子どもたちの「なぜ」を考える本。もともとフランスで刊行され朝日出版社から日本語版が刊行されたもの。哲学の入門書としても、どちらもおすすめです。
おすすめポイント
小学校高学年から中学生におすすめです。子どもと関わる大人の方に、哲学・人生について考えたい人に。
朝読書・読書感想文にもおすすめ
ひとつひとつの短いお話の中に、これまでの経験を重ねて「自分ならどうだろう」と考えさせられるテーマが含まれています。いくつかお話があるので、心に残る物語と出会えるのではないでしょうか。
ひとつひとつのおはなしが短くて読みやすいので、あまり本を読まない人や本は苦手な人にもおすすめです。朝読書に、また読書感想文にもおすすめです。
国語入試問題に出典
2018年上野学園中学校
本をチェックする
出版社 : 朝日出版社
発売日 : 2013/5/31
単行本(ソフトカバー) : 168ページ
こちらは『きみの町で』に続く10の物語。
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