梨木香歩『岸辺のヤービ』

児童書
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  • 自然や水辺が好きな人に
  • ムーミンが好きな人に
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水辺にすむクーイ族の男の子ヤービの物語

ゆるやかなたそがれ川のそばにある小さな三日月湖マッドガイド・ウォーター。灯心草が茂る河畔林に囲まれたこの小さな湖にボートを浮かべて本を読むのが、わたしのお気に入りの時間です。

わたし、というのはこの物語の語り手です。

わたしは、フリースクールの教師をしています。夏休みに入り、寄宿舎の子どもたちもみな親元に帰った時のことです。わたしは、マッドガイド・ウォーターにボートを浮かべて読書に出かけました。読書に夢中になっていたわたしがミルクキャンディーを食べようと顔をあげた瞬間、それまで出会ったことのない小さな生きもの出会います。

この物語は、その時に出会ったクーイ族の小さな男の子ヤービから教えてもらった彼らの物語です。

 

マッドガイドウォーターの水辺には、ヤービたちクーイ族のほかにベック族などいくつもの種族の生きものたちが暮らしているんですって。

ヤービはカヤネズミほどの大きさで、その体はふわふわの毛におおわれています。顔には毛がなのでその表情がよくわかります。どこかハリネズミに似ています。

ヤービにはじめて出会った時、わたしが食べようとしていたミルクキャンディー。実は、このキャンディーがヤービのいとこ・セジロを助けることになるのです⁉

では、わたしにそのことを、くわしく話してくれませんか。長くなるのだったら、今日一日だけでなく、わたしがおとずれるごとにその続きを。そしてわたしはそのたびお礼にミルクキャンディを差しあげる。それでどうでしょう。

お気に入りの読書スタイル

『岸辺のヤービ』の語り手であるわたしは、日差しを遮る灯心草の茂みの草陰で、冷たく心地よい風が吹く湖でボートに乗って読書するのがお気に入りです。

わたしは冷たい水とハーブをたっぷりと入れたタライに足をつけて、梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』を読むのがお気に入りなのですが、『岸辺のヤービ』も、この読書スタイルにぴったりの物語。

準備するものはこちら。

よく冷やしたレモネード(蜂蜜とレモン汁とすったレモンの皮とほんの少々のショウガ入り)

サンドウィッチ①酢漬けのタマネギスライス・ちぎったルッコラ・スモークサーモン入りもの

サンドウィッチ②荒くつぶした半熟ゆで卵とアルファルファを粒マスタードとマヨネーズで和えたもの)

サンドウィッチ③たてにうすくスライスっした塩味のきゅうりを幾重にも重ねたもの

それから、ミルクキャンディー

 

店主・ゆう
店主・ゆう

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著者・梨木香歩

1959年、鹿児島県生まれ。イギリスに留学し、児童文学者のベティ・モーガン・ボーエンに師事。愛読書はガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』

*梨木香歩さんのおすすめ代表作*

   

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