国境を越えて―戦禍を生きのびたユダヤ人家族の物語

平和

「ぼくたち、どこにいけばユダヤ人のままでいられるの」

迫害を逃れて海を越えた一家の真実の物語

1939年春リトアニアに暮らすカプラン一家はナチス・ドイツの迫害を逃れてカナダへ移住する旅をはじめました。地球の4分の3の距離を移動するこの旅はシベリア鉄道に乗りソ連・日本と国境を越えて、1年半にもおよびました。幸運にも、カプラン一家は無事にカナダにたどり着き、移住することができましたが、旅の途中で財産を奪われ、友人を失いました。国を出ることを許されなかった多くのユダヤ人たちは、命を失いました。

著者は、物語の中で登場する息子イーゴル・カプランの息子さんで、この絵本は実話をもとに描かれています。絵本のジャンルにありますが、当時の写真や日本への入国を認められたビザもそのまま載せられていて、社会資料としても読めます。

ユダヤ人迫害の時代背景を読むきっかけとしておすすめできる1冊です。

 おすすめポイント

◇小学校高学年から中学生・高校生におすすめ

◇実話をもとにした絵本

◇ユダヤ人について知る本

◇戦争について考える本

◇よみきかせにもおすすめ

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