高校生の読書におすすめの本~心揺さぶられる本との出会い

ブックリスト

心揺さぶられる本との出会いを!高校生の読書におすすめの本を紹介します。

もし、ここで紹介する本にあまり興味が持てなかったり、読みづらいと感じたら中学生や大学生におすすめしている本から探していてはいかがでしょうか。

*こちらの記事は未完です。随時、更新・追加しています。

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青春小説

辻村深月『凍りのくじら』

辻村深月さんをはじめて読む人にわたしがおすすめするのはこの本。だれとでもうまくやりながらも、だれにも深く入り込めない女子高生・芹沢理帆子。ある日、図書室で「写真を撮らせてほしい」という男子高校生と出会います。少し不思議なSFファンタジーミステリー。

まはら三桃『鉄のしぶきがはねる』

工業高校機械科1年唯一の女子・三郷心(しん)が、高校生ものづくりコンテストに挑む青春物語。

佐藤多佳子『一瞬の風になれ』

それまで続けてきたサッカーをやめて、高校生になり新二がはじめたのは陸上だった。一流のサッカー選手である兄・健一への複雑な思い、短距離走者として才能のある親友・連への憧れ。思わず走り出したくなる、心地よい爽快感が味わえる青春スポーツ小説。

金城一紀 『GO』

都内の私立高校に通う在日コリアンの「僕」は、ダンスパーティーでコケティッシュな魅力の「在日ジャパニーズ」の女の子と出会い恋に落ちる。「自分は何者なにか」を強く意識させる、はちゃめちゃでスピーディーで痛いほど切ない青春ストーリー。

あらすじと感想金城一紀 『GO』

朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』

バレー部のキャプテン・桐島が突然部活をやめた。そのことが、桐島とはまったく関係のないはずのだれかの日常を少しづつ変えてゆく青春群像劇。映画も秀逸です!

綿矢りさ『蹴りたい背中』

“この、もの哀しく丸まった、無防備な背中を蹴りたい”長谷川初実は、陸上部の高校1年生。ある日、オリチャンというモデルの熱狂的ファンであるにな川から、彼の部屋に招待されるが…クラスの余り者同士の奇妙な関係を描き、文学史上の事件となった127万部のベストセラー。史上最年少19歳での芥川賞受賞作。

宮藤官九郎『きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で) 』

名脚本家として知られる宮藤官九郎さんの自伝的小説。くだらなくて、笑えて泣ける。あまり読書はしない男子にもこっそりおすすめしたい1冊。たまに吹き出す人もいるから、朝読書で読んじゃだめだよ。

青羽悠『星に願いを、そして手を』

現役高校生として史上最年少で第29回すばる小説大賞を受賞した青羽悠さんのデビュー作。高校生とかつて高校生だった彼らの青春ライトミステリー。

恩田陸『夜のピクニック』

全校生徒が夜通し80kmを歩き続けるという伝統行事「歩行祭」。甲田貴子はある決意を抱いて、このイベントにのぞんでいた。複雑な関係にあるふたりの距離に、奇跡を願いたくなる青春小説。第2回本屋大賞受賞作。

山田詠美『ぼくは勉強ができない』

ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ――。17歳の時田秀美くんは、サッカー好きの高校生。勉強はできないが、女性にはよくもてる。ショット・バーで働く年上の桃子さんと熱愛中だ。母親と祖父は秀美に理解があるけれど、学校はどこか居心地が悪い。この窮屈さはいったい何なんだ! 凛々しくてクールな秀美くんが時には悩みつつ活躍する高校生小説。

人生の価値観なんて人それぞれ。学歴重視社会と言われているけれど、人よりも1点でも多く取って成績を上げたいという人もいれば、そんなことにはまるで興味のない人もいる。多数派が正しいとは限らない。それって当たり前?という人におすすめしたい。

山田詠美さんの『放課後の音符(キイノート) 』もおすすめです。

平田オリザ『幕が上がる』

地方の高校演劇部を指導することになった教師が部員たちに全国大会を意識させる。高い目標を得た部員たちは恋や勉強よりも演劇ひとすじの日々に。演劇強豪校からの転入生に戸惑い、一つの台詞に葛藤する役者と演出家。彼女たちが到達した最終幕はどんな色模様になるのか。涙と爽快感を呼ぶ青春小説の決定版!

村上龍『69 sixty nine』

1969年、この年、安田講堂事件が起き、東大は入試を中止した。アポロが月に行き、ビートルズが「アビーロード」を、ローリング・ストーンズは「ホンキー・トンク・ウイメン」をリリースした。ベトナム反戦運動が高まり、基地の町・佐世保で、僕は高校をバリケード封鎖した――。明るく楽しく生きる青春のエネルギーに満ちた日々を描いた永遠の古典。

喜多川泰『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』

カッコつけようとして深く考えずに軽い嘘をついてしまうことって誰にでもありますよね。この物語の主人公は、ひょんなウソからひとりでディズニーランドに行くことになり、そこから帰れなくなってしまいます。困った少年に手を差し伸べてくれたのは、掃除のおばさんでした。

旅先で出会う人たちに助けてもらい、人のつながりに触れながら、主人公は生き方について考えていきます。とんとんと物語がリズミカルに進むので、ふだんはあまり本を読まない人にもおすすめです。

喜多川泰『「また必ず会おう」と誰もが言った。』

『風が強く吹いている』

毎年1月2日・3日に行われている箱根駅伝を舞台に繰り広げられる青春スポーツ小説です!無名の大学が駅伝部を新設して、箱根駅伝に挑戦します。箱根までの道のりは簡単ではない。それでも彼らを惹きつけてやまないものがそこにあります。選手ひとりひとりのキャラクターが魅力的。

 

店主・ゆう
店主・ゆう

私のお気に入りは、復路の6区。襷をつなぐ団体競技でありながら、ひとりひとりの孤独な戦いでもある駅伝の苦しさと魅力を伝えます。あなたの好きなシーンはどこですか?

ワンさん
ワンさん

箱根駅伝はあまり見たことがなかったけど、この本の臨場感に惹きこまれ、いまでは毎年楽しみに応援するファンになりました。箱根駅伝がより楽しめる小説。

ジョーン・バウアー『靴を売るシンデレラ』

主人公ジョナは、靴店で楽しくアルバイトをしていた。天才的センスで靴を売る姿に感動したお店のオーナーが、ジョナを運転手としてひと夏やとうといいだした。思いもよらないオーナーとのドライブで、ジョナを待ちかまえていたものは?さわやかな青春ストーリー。

心配や悩み事も多いふつうの女の子ジェナのもとに転がり込んできた成功のチャンス!チャンスっていろんな人に訪れるけど、モノにできるのはひとにぎりだけ。前向きにチャンスをつかんでゆく女子高生ジョナに励まされます。

物語を味わう

よしもとばなな『キッチン』

唯一の肉親であった祖母を亡くし、祖母と仲の良かった雄一とその母(実は父親)の家に同居することになったみかげ。だれかを失った哀しみと孤独を癒してゆくなにげない日常。よしもとばななのデビュー作であり、世界中で翻訳され読まれているベストセラー。

小川洋子『博士の愛した数式』

[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。

尾崎翠『第七官界彷徨』

七つめの感覚である第七官―人間の五官と第六感を超えた感覚に響くような詩を書きたいと願う、赤いちぢれ毛の少女・町子。分裂心理や蘚の恋愛を研究する一風変わった兄弟と従兄、そして町子が陥る恋の行方は?読む者にいまだ新鮮な感覚を呼び起こさせる、忘れられた作家・尾崎翠再発見の契機となった傑作。

ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』

知的障害をもつ青年チャーリーとネズミのアルジャーノンは、実験的な手術によって高いIQを手に入れるのだが…。映画、ドラマ化もされている不朽の名作。

カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』

2017年ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロによる近未来SFファンタジー。全米で「12歳から18歳までのヤングアダルトに特に薦めたい大人の本10冊」であるアレックス賞を2006年に受賞。日本でもドラマ化されましたが、原作とはまた違った印象です。こちらもぜひ。

戦争・平和について考える

藤原てい『流れる星は生きている』

昭和20年、終戦とともに満州は敵地へと変った。夫と別れ小さなこどもを背負い、満州から日本への苛酷な旅を綴ったノンフィクション。

百田尚樹『永遠のゼロ』

第二次世界大戦中、生きることにこだわったゼロ戦の飛行機乗りだった祖父・間宮久蔵は、なぜ特攻志願したのか。守るべきもののために命をかけて戦ったゼロ戦乗組員たちの太平洋戦争を描く大ベストセラー。いろんな感じ方があると思います。

ファビオ・ジェーダ『海にはワニがいる』

実際にあったアフガニスタン生まれの10代の少年の亡命をもとに描かれたノンフィクションノベル。自由を求めてたったひとりでいくつもの国境を越えた少年の過酷な旅に、大きな衝撃を受けました。彼と同じ多くの10代に読んで欲しいです。

ノンフィクション・伝記

『ある奴隷少女に起こった出来事』

理不尽な奴隷制度は、人から自由と尊厳を簡単に奪ってしまう。奴隷制度の真実を語ったこの物語は、そのショッキングな内容から長い間、白人によるフィクションとして位置付けられてきました。しかし、この物語は間違いなくかつて奴隷として生きて、屋根裏で逃亡生活を送った少女の壮絶な記録です。女の子たちに読んで欲しい作品。

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

「どうせ勉強したってムダ!」と諦める前に、これでも読みな!諦めたらそこで終わりですよ!やればできる!なにごともやらなきゃできない!映画化でも話題となり有名すぎるノンフィクションですが、受験生の気分転換&やる気アップにおすすめの1冊。

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