草野たき『反撃』

草野たき『反撃』
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  • 中学生の女の子におすすめ
  • 朝読書にもおすすめ連作風短編集

どのクラスにもいるような、おとなしめのふつうの女の子たち。
でもね、ただ黙って、いまの状況に埋もれているわけじゃないのよ。
自分の武器をもって、静かに立ち上がる5人の中学生女の子の物語。

あらすじ

**もくじ**

神様の植福/ヒーロー/いつかふたりで/ランチタイム/さつきさん

*******

・神様の祝福・・・喘息もちの真奈美は小さい頃から大事にされて育ってきた。部活にもなじめず辞めて、演劇部の仲間に入ろうとするが・・・

・ヒーロー・・・女子グループにはあえて無所属を貫き、クラス平和を維持するために人知れず気を配っている河上里美。ある日、里美にラブレターが届いて・・・

・いつかふたりで・・・年に一回訪れる、母の実家が憂鬱なのはワガママないとこがいるから?自由にふるまういとこをうらやましいと思う有里だが・・・

・ランチタイム・・・秋田の田舎生まれなんてイヤッ!パリや北欧のくらしに憧れる明子は毎日こだわりのランチを持って学校へ出かけるが・・・

・さつきさん・・・瑞穂の大好きないとこのたかしちゃんが結婚することになった。相手のさつきさんはどうも、ねこをかぶっているようで・・・

ゆう
ゆう

女の子たちの思いに引き込まれて一気読みしちゃった。すごくおもしろかったので、もうすぐ中学生の6年女子におすすめしたら、気に入ってくれて、何人かが立て続けに借りていきました。ポップで等身大の女の子物語は、おもしろいだけじゃなく、じんわりと胸が熱くなる場面もありますよ。

お気に入りは「ヒーロー」と「いつかふたりで」。

「いつかふたりで」では、指図の多いママにキレた有里が「ママは、いい子のわたしをおばあちゃんに見せたいだけ」みたいな言葉をぶつけるシーンに胸が詰まった。きっと少なからずどの母子の中にもあるこんな思いをぶつけられたバツの悪さもありながらも、こんな風に言える娘をママはきっと誇りに思うに違いない。カッコよく働くママへの娘の本音とママの思いにじんときます。

国語入試問題に出た本

私立中学校国語入試問題に出典

【2018年】法政大学第二中学校

【2015年】関東学院中学校

著者プロフィール

草野たき

1970年神奈川県生まれ。実践女子短期大学卒業。99年『透きとおった糸をのばして』(講談社)で第40回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。

【受賞歴】

『透きとおった糸をのばして』第40回講談社児童文学新人賞/児童文芸新人賞

『ハーフ』第40回講談社児童文学新人賞

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YA文学
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ゆう

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苦手なこと:そうじ
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