10代にこれだけは読んで欲しい戦争ノンフィクションおすすめ5冊

平和

中学生や高校生にぜひ読んで欲しい戦争を伝えるノンフィクションを5冊選びました。

中沢啓治『はだしのゲンわたしの遺書』

原爆投下後のヒロシマを漫画『はだしのゲン』で描いた中沢啓治さん。漫画は彼が見てきた世界をほぼそのままうつしたものでした。中沢さんが漫画に託した、次の世代へ伝えたかった思いとは。

漫画『はだしのゲン』の作者・中沢啓治さんの原爆体験をその後をつづった自伝的ノンフィクション。漫画は怖くて読めないという人にもぜひ手に取って欲しい1冊です。

いしぶみー広島二中一年生全滅の記録

衝撃的なタイトルが、原爆の威力の大きさ、奪われた命の重さを感じさせます。昭和20年8月6日の朝、広島二中の一年生322人は原爆でみんな亡くなった。これは、子どもたちひとりひとりが生きていた記録です。子どもたちを亡くした父母たちの思いをつづったこちらも。

星は見ている―全滅した広島一中一年生父母の手記集 (平和文庫)

ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ『竹林はるか遠く』

11歳少女の戦後の引揚げ体験をつづったノンフィクション。海外で教科書としても採用され、多くの子どもたちに読まれています。

これは11歳の少女の命を懸けた引揚げの記録。アメリカでは学校教材として採用もされているそうです。やっとたどりついた日本も、決して安住の地ではなかったことに心が痛みます。

仲宗根政善『ひめゆりの塔をめぐる人々の手記』

太平洋戦争の末期、日本で唯一の決戦の地となった沖縄。従軍看護婦であるひめゆり学徒隊、16歳から20歳までの少女たちが見た戦争とはどんなものだったのか。沖縄戦の真実を伝えます。合わせて、北の果て・樺太で命を落とした電話交換手の9人の乙女たちの物語も、読んでみてください。

8月20日、終戦から5日後。樺太は戦場となった。ソビエト兵に襲われた町で、命を絶った九人の少女たちのノンフィクション。

藤原てい『流れる星は生きている』

中学生・高校生に【戦争について考える】おすすめの本。満州引揚げの過酷な旅をつづった藤原ていの【遺書】とも言える渾身のノンフィクション。

終戦後、満州や朝鮮から日本へ戻ってきた人たちは「引揚げ者」と呼ばれました。彼らにとって戦争の終わりは、新たな戦いの日々のはじまりでもありました。著者は、数学者・藤原正彦さんの母。幼い子どもを抱えて日本へ戻ってくるまでの過酷な引揚げの記録。

もっと戦争ノンフィクションを読みたい人に

この本に登場するおじいさんたちは、太平洋戦争当時、中学生・高校生くらい。同じ戦争を体験したかつての日米の青年たちが、平和になったいま集まることに決めた。今度は野球の試合をするために。