朽木祥『オンザ・ライン』

スポーツ | 読書感想文 | 高校生

  • 【BOOKS雨だれ】高校生におすすめ50冊
  • テニス・スポーツ小説
  • 本や絵画が好きな人にも
  • 読書感想文におすすめ
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テニスにのめりこむ高校生活

「おい、硬式庭球部に入ろうぜ」
本が好きな活字中毒で体育会系でもある日高侃(かん)は、高校に入学してすぐに仲良くなった羽鳥貴之に誘われる。
見学にいったテニスコートで、侃の心をとらえたのは、モデルのような美貌でジュニア大会の優勝者でもあるという永井小百合。

「とにかく球を拾って拾って」
テニスは1本でも多くとったものの勝ちだと貴之は言った。
テニスクラブで鍛え上げてきた貴之は、陸上部で鍛えてきた足でしぶとく球に食らいつく侃のプレイをみて、「レイトン・ビュイットを目指せ」といった。
テニスのおもしろさの虜になった侃は、貴之と切磋琢磨しながら弱小テニス部を強くしていく。
はずだった・・・。

ひとつの事故が、ふたりの人生を大きく狂わせ、揺さぶる…。

スポーツ小説がもつ爽快さと、今しかない時間の中でかけがえのないものを失い手に入れていく葛藤が同時にえがかれた切なく心を打つ小説です。

10代におすすめの1冊。

ブックデータ

2012年全国青少年読書感想文コンクール課題図書(高等学校の部)

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