背中がぞくりっ!おすすめサイコパスホラー・猟奇サスペンス

サイコパスホラーや猟奇サスペンスなど怖いけれどページをめくる手が止まらなくなるような小説のおもしろさってありますよね。中高生に人気の背筋がぞくりとするようなサイコパスホラー・猟奇サスペンスを紹介します。

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サイコパスとソシオパス

ところで、サイコパスってよく聞くけど、どんな人をあらわす言葉なのでしょうか。

サイコパスとは反社会人格の一種をあらわす精神病質者のこと。良心や罪悪感が欠乏している、極端に冷淡、感情が欠乏している、慢性的で平然と嘘をつく、などの特徴があげられます。サイコパスの特徴に当てはまっても、反社会性はなければ、サイコパスには当てはまりません。同じように反社会的人格をあらわす言葉に「ソシオパス」があります。ソシオパスは「社会病質者」を指し、サイコパスが先天的性質であるのに対し、ソシオパスは育った環境などによる後天的性質をさすそうです。どちらも「反社会性パーソナリティ障害」と位置付けられ、犯罪につながる可能性も高いと言えます。
実際、すぐそばにこんな人がいたら恐怖です(T_T)冷酷な猟奇犯罪が身近で起こったら…と考えだすとおちおち眠れませんが、純粋に物語として楽しめるのも小説のいいところ。小説を読んで、こんな人に気を付けようと学習するのもいいかもしれませんね。だって、ほら、案外すぐそばにいるかもしれませんから、サイコパスが( ゚Д゚)

※このページは随時更新しています。

貴志祐介『黒い家』

生命保険会社に勤める若槻は、仕事で呼び出された家で、男の子の首つり現場の第一発見者となってしまう。父親の菰田は当然のように保険金を請求するのだが、不審に感じた若槻は独自に調査することに…しかし、それこそが恐怖のはじまりだった。予測できるストーリー、なのに続きが気になってページがどんどん進む。惨殺シーンがあるわけでもないのに、読み進めるうちに、背筋が少しづつ寒くなって息が止まる。作家・貴志祐介の筆力に脱帽します。映画化され、菰田幸子演じる大竹しのぶの演技も素晴らしいです。サイコパス・ホラーやサスペンスが好きな人には、貴志祐介さんの小説がおすすめです。こちらは第4回日本ホラー小説大賞受賞作。

前川裕『クリーピー』

あなたは隣の家に住んでいる人がどんな人か知っていますか?犯罪心理学者の大学教授・高倉は、ある一家の失踪事件の捜査に協力しているのだが…。どこか他人事だった事件の謎が、やがてすぐ隣に暮らす「隣人」へとつながり、リアルになっていくことの恐怖。タイトルの「クリーピー(Creepy)」は、ぞっとするさまやぞくぞくするさまを意味します。映画化でも話題に。著者のデビュー作であり。第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

トマス・ハリス『羊たちの沈黙』

サイコパスキラーと言えばこの方。被害者の皮を剥ぐというなんとも恐ろしい猟奇殺人事件の捜査に当たったFBI捜査官のクラリスが、協力を要請したのが彼。精神異常犯罪者用病院に拘禁されている医学博士ハンニバル・レクター。映画で一躍話題となりました。映画・原作それぞれに見ごたえのあるシーンがあるので、両方比べてみるのもいかがでしょうか。2012年、高見浩さんによる新訳版が出ました。

ライオネル・シュライヴァー『少年は残酷な弓を射る』

冷淡で無表情な悪意は、子どもが生まれながらに持ち合わせているものなのか、それとも家庭環境など育ちが作りあげるものなのか。その出口のない質問の答えを一番欲しいと思っているのは、間違いなく彼らの母親だろう。クロスボウで同級生ら11人を撃ち抜くという猟奇犯罪を犯した15歳の少年・ケヴィン。母親のエヴァは、生まれた時から息子を愛せなかった。母性や愛すべき子どもへの幻想を打ち砕くー。イギリスで女性作家に贈られるオレンジ賞受賞作。映画化でも話題になりました。

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