10代に読んで欲しい!重松清のおすすめ本7冊

重松清の本

学校のことや友だちのこと、家族のことをテーマにした小説で、読む人の心をとらえる重松清さん。心をあたたかくしてくれるような物語から、胸を締め付けるような苦しみを訴える物語まで、「生きること」をまっすぐに見つめて丁寧に描かれた重松さんの小説は読むほどに読者を惹きこみます。

ドラマや映画化されている作品も多く、おすすめ作品ばかりなので「どの本から読もうかな?」と迷いますよね。その中から厳選して、10代に読んで欲しい重松清さんのおすすめ本7冊を紹介します。

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重松清おすすめ7冊

『きみの友だち』

重松清さんの作品はおすすめばかりなのですが、10代に1冊だけおすすめを選ぶとしたらこの本です。友だちってなんだろう?と悩んだことのある人はいませんか?朝読書でも人気ランキング入り、国語教科書でも紹介されています。

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『十字架』

<親友になってくれてありがとう>と、ぼくの名前を書きのこしてあいつは自殺した。でもぼくは、フジジュンのことを親友だと思ったことはなかった。命の重さについて考えさせられます。重松清さんがいじめを描く長編小説。いじめによって幸せになる人はだれもいません。被害者にも加害者にも、そこには苦しみしか残りません。

『きよしこ』

きよしは吃音があって、伝えたいことがうまく伝わらない。なんでも話せる友だちがほしかった。いつもひとっりぼっちだったきよしの成長を追う物語。重松清さん自身の少年時代を重ねた自伝的小説とも言われています。

『エイジ 』

東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンに暮らす中学2年生のエイジ。その夏、町で通り魔事件が起こるのだが・・・。エイジが抱える発散しきれない鬱屈した思いや自分への不安は、共感できる中学生も多いのではないでしょうか。

『青い鳥』

先生はことばがつっかえてうまくしゃべれない。だからこそ、大切なことしか言わない。吃音でうまく話せない先生と8人の中学生(ひとりは元生徒ですが)の物語。ひとりぼっちのだれかにそっと寄り添うような胸が熱くなる物語です。

『とんび』

昭和37年、“ヤス”に息子が生まれた。妻と息子・アキラとのつつましくもささやかな幸せがいつまでも続くかのように思えたが・・・。不器用な父とまっすぐな息子の物語。この本を読んだお父さんたちは、もれなくお子さんにすすめたくなるようです。

わたしのおすすめというよりは、「全国のお父さんたちのおすすめ」の1冊かな。まちがいなく泣ける本なので、おうちでこっそり読んでください(*´ω`)

『季節風』シリーズ

まだ重松清さんの小説を読んだことのない人におすすめを訊かれたら、まずおすすめするのはこちら。「春」「夏」「秋」「冬」と四季にそった物語を集めた短編集のシリーズです。家族をテーマに描かれたものが多く、心にじんわりと響きます。重松清さんの短編には、短いストーリーの中に登場人物たちの思いと重松さんの伝えたいことがぎゅっとつまっています。すぐに読めるのに、いつまでも心に残る作品が多いのです。

きっとあなたの心にも残る物語がみつかるはずです(*´ω`) 短い時間で読めるので、朝読書や通勤・通学にもおすすめと言いたいところですが、きっと泣いちゃうのでおうちでこっそり読むことをおすすめします。国語入試問題にもよく出る作家さんです。

小学校高学年からおすすめ

『ポニーテール』

4年生のフミと6年生のマキは、お父さんとお母さんが再婚して新しい家族になりました。できたてほやほやの姉妹のふたりがぶつかり合ったり近づいたりしながら、家族になっていくあったかい物語です。

『小学五年生』

小学5年生の男の子が主人公の17編の短編小説。子どもと大人のさかい目に立つ少年の季節を描きます。大人が読むと、あのころを懐かしみじんわりとするような作品ですが、もちろん同年代の小学生たちにもおすすめ。

『星のかけら』

「星のかけら」を持っていれば、嫌なことやキツいことにも耐えられるお守りらしい。いじめにあっているユウキは、「星のかけら」を手に入れようと出かけた夜、不思議な女の子フミちゃんに出会う・・・。

『くちぶえ番長 』

小学四年生のツヨシのクラスにやってきた転校生の女の子・マコト。強くて優しくて頼れるマコトのいた1年を描きます。

中学生におすすめ!

卒業ホームラン―自選短編集・男子編

おすすめ7選に入れようかと迷った作品です。重松清さん本人が選んだおすすめの短編集です。『卒業ホームラン』は男子編。女子編の『まゆみのマーチ』もあります。

『希望の地図 3・11から始まる物語 』

フリーライターの田村彰が引きこもりの中学生を連れて、東日本大震災からの復興に取り組む東北を取材します。一度は絶望に打ちひしがれた人々が、これからの未来を描き懸命に復興に取り組む姿が描かれます。

中学生から大人までみんなにおすすめ

『かあちゃん』

同僚を巻き添えに、自らも交通事故で死んだ父の罪を背負った母。ひとつの交通事故をめぐり、被害者、加害者、さまざまな視点から描かれています。イジメも絡めながら「許すこと」が作品の大きなテーマになっています。それぞれの人の思いに共感してしまい、胸を締め付けられるようでした。

『また次の春へ』

重松清さんが東日本大震災をテーマに描いた短編集です。

『ゼツメツ少年』

学校にも家にも居場所を見つけられない3人の子どもたちから届いたヘルプの声。「このままではゼツメツしてしまう」と彼らは言う。これは、子どもの声を聞き漏らしていないか?とわたしたち大人に警告している物語だと思うのです。 重松清が子どもの声を代弁した、著者の思いのぎゅっとつまった物語。

『赤ヘル1975』

1975(昭和50)年。原爆投下から30年が経った広島に、東京からひとりの少年が東京から引っ越してきた。マナブの新しい生活とともに、広島カープの快進撃が始まろうとしていた・・・。広島ファン必読の1冊です。中学生にもおすすめですが、かつての自分たちを重ねて読むおじさんたちに人気のようです(*´ω`)

『流星ワゴン』

もう死んでもいいかなぁと思った38歳の秋。目の前に突然現れたワゴン者は、男を人生のターニングポイントへと連れ戻し・・・。ドラマ化もされ話題となった原作ですが、「もしもあの時・・・」とやり直したいおじさんの未練がましい思いが私にはちょっと苦手(;´∀`)大人むけかな。

 

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