とどまることなく 奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース

歴史

ソジャーナトゥルース

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 奴隷解放のために

自らも奴隷としての生活を強いられていた幼少期。ついに自由を手に入れ、奴隷解放のために語り手として歩き出したところまでの、ソジャーナの半生を描いた絵本。

絵本なので、文章は簡潔に短く淡々と書かれている。
奴隷として生活していた頃の辛い体験など、こんなかんたんな文章では伝えきれないだろうと思うけれど、それをグレゴリーの大胆で迫力ある絵が補い、力強く伝えてくれている。

ソジャーナが奴隷体験を語ろうとする集会に酔っぱらった白人の男たちが火をふりまわしてあばれた。その時、ソジャーナは丘にのぼり、歌を歌った。ソジャーナの力強い歌声はひびき、男たちは「もっとうたってくれれば、もうおそったりしない」といい、ソジャーナはもう1曲だけと約束し歌った。歌の持つ力ってすごい。

ソジャーナは、人びとに、なにを語ればいいか、はっきりわかった。奴隷としてうける、かずかずのむごいことについて、女王のようにどうどうと語った。(本文より)

自分で読むのはもちろん、小学校高学年~中学生よみきかせにも。高学年へのよみきかせの前には、こうした時代があったという予備知識が少しあってもいいかもしれません。

*受賞歴など*

コレッタ・スコット・キング賞受賞
絵を描いたグレゴリーは、本作でコレッタ・スコット・キング賞を受賞。
コレッタ・スコット・キングは、故マーチン・ルーサー・キングの夫人。コレッタ・スコット・キング賞は、アフリカ系アメリカ人の作家やイラストレーターを対象とした賞です。

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