何を読もうか迷ったコレ!中学生に読んで欲しいおすすめ本

読みたい本が見つからない。

面白い本が読みたい。

何を読もうかなと迷っている人に。

中学生のうちにぜひ読んで欲しいおすすめの本を紹介します。

ただし、ひとりの作家さんから紹介する本は1冊だけというルールで選書しています。

日本の小説

森絵都『カラフル』

1998年の出版以来、20年ものあいだ、多くの10代に読まれてきた森絵都さんの作品「カラフル」。

もしも、これまでに話したこともないだれかが「いますぐ私におすすめの本を紹介してください!」と言ったら無意識に手渡してしまうであろう1冊。その子が男の子でも女の子でも、何が好きか苦手か私が知らなくても、安心しておすすめできる本はあまり多くありません。森絵都さんの『カラフル』はそんな1冊。

読書の好みは人によってさまざまなので、手渡した本が「おもしろくなかった」と戻ってくることもしばしばですが、この本は手渡された人がもれなく読了します。つまり、中学生を惹きつけるものがこの本にはあるのだと思う。もちろん、感想はそれぞれ。この本を読んだ後の感想が次の本選びの参考にもなる、私にとって「おすすめの基準本」でもあります。

小学校高学年から読めるけれど、おすすめは中学生から。

重松清『きみの友だち』

中学生に、男の子にも女の子にもぜひ読んで欲しい1冊。「友だちってなんだろう?」と悩む人にも。重松清さんの『きみの友だち』

桐野夏生『やさしい大人』

「おとなには、優しいおとな、優しくないおとな、どっちつかずの3種類がいる。」桐野夏生が描く少年たちのディストピア。

ジョン ボイン『縞模様のパジャマの少年』

「死の工場」と言われたアウシュビッツ収容所をぐるりと取り囲む高く長いフェンス。そのフェンスをはさんでふたりの少年の間に芽生えた友情の行方は…。

額賀澪『ヒトリコ』

「関わりたくない人とは関わらない」小学生の時に日都子はみんなを離れて「ひとり」になることを選んだ。第16回小学館文庫小説賞受賞。中学生におすすめの青春小説。

梨木香歩『西の魔女が死んだ』

小学校高学年・中学生におすすめ!梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』~学校に行きたくない人、自然が好きな人にも

川上未映子『ヘヴン』

中学生・高校生におすすめ。川上未映子さんが【いじめ】をテーマに描く『ヘヴン』。第20回紫式部文学賞受賞。本屋大賞ノミネート。

千原ジュニア『14歳』

お笑い芸人・千原ジュニアさんが引きこもりだった14歳を描いた自伝的小説。

和田秀樹『受験のシンデレラ』

高校中退からめざせ東大! 勉強にも受験にも興味のない高校中退者が、東大合格を目指す。 そんなのいくらがんばったって無理だろう、と思う...

乾ルカ『向かい風で飛べ』

スキージャンプに青春をかけるふたりの少女を描くスポーツ青春小説。国語入試問題にもよく出る小説です。小学校高学年から中学生におすすめ。

スキージャンプに青春をかけるふたりの少女の青春や葛藤を描いた青春小説。スポーツが好きな女の子、特にプロスポーツ選手を目指している人におすすめです。

住野よる『君の膵臓を食べたい』

中学生・高校生におすすめ。ウェブ小説からのデビューで本屋大賞ノミネート、映画化された「泣ける」と話題のベストセラー恋愛青春小説~住野よるさんの『君の膵臓を食べたい』

どきっとするようなタイトルとは裏腹に、とても優しい物語。ラストでタイトルの意味がぐっと胸に迫ります。映画化もされ「ストーリーも知ってるよ」という人にも、住野さんの淡々としながら柔らかい文章にぜひ触れてみてみて欲しいな。

今村夏子『こちらあみ子』

今村夏子デビュー作。第二十六回太宰治賞であり、第二十四回三島由紀夫賞受賞作。

さらりとした文体で、どこかずれている感覚を味あわせてくれる作家・今村夏子さん。おすすめはデビュー作の『こちらあみ子』。まわりを振り回しているあみ子が一番何事にも動じていない。それを書ききるこのすごさ。

又吉直樹『第二図書係補佐』

デビュー小説『火花』で第153回芥川賞を受賞した又吉直樹さん。当然一番のおすすめは『火花』だと思う人もいるでしょうが、私のおすすめはエッセイ集『第二図書係補佐』。メディアでも、芸能界の読書通として知られる又吉さんのおすすめ本と又吉さんのおかしくも切ないエピソードがぎっしりつまった1冊。

長田弘『なつかしい時間』

長田弘さんのエッセイ『なつかしい時間』は、ちょっとした時間にさっと読めて、心に書き留めておきたくなる言葉がちりばめられている本です。たくさんの人に読んで欲しい1冊。

朽木祥『八月の光・あとかた』

三十万の死があれば三十万の物語があり、残された人々にはそれ以上の物語がある。(あとがきより)ヒロシマ原爆投下のあとを生き抜いた人たちの魂に寄り添う物語。

『さよならアルマ』

第二次世界大戦中、およそ10万頭の犬たちが、軍犬として戦場に送られた。その事実は意外と知られていない。この物語は、1枚の写真から生まれたフィクション。

アンソロジー「おべんとう」

いつもごはんのことを考えてしまう、おいしいものを食べているときが至福の時間という、食べるのが大好きな人におすすめしたいアンソロジーシリーズ。

ビルマの竪琴

ビルマ戦線で降伏し、イギリス兵の捕虜となった一団。日本に帰らずビルマに残ることを決意した男がいる。中学生から読んで欲しい戦争名作。

舟を編む

辞書編纂に人生をかけた男たちのロマンを描く三浦しをんさんのお仕事小説。2012年本屋大賞受賞。本好き、辞書好きにおすすめ!

佐藤多佳子『一瞬の風になれ』

精霊の守り人

あまりファンタジーは読まないという人にも、ぜひ手に取ってみて欲しいのが上橋菜穂子さんの『精霊の守り人』。シリーズ全10巻、累計370万部の売り上げ。世界中に翻訳されファンの多いアジアンハイファンタジー!

国際アンデルセン賞を受賞した児童文学作家・上橋菜穂子さんの中学生・高校生にぜひ読んで欲しいおすすめの本を紹介します。

戦争で死んだ兵士のこと

中学生・高校生におすすめの【戦争について考える】ごく短い絵本のような本。小泉吉宏『戦争で死んだ兵士のこと』

伊坂幸太郎『チルドレン』

伊坂幸太郎さんのさっくり読める短編風ミステリー。あれ?気がつくと、いつの間にか事件の渦中にいる。それが、伊坂幸太郎『チルドレン』のマジック。

坂木司『和菓子のアン』

ほっこりおいしいミステリーが読みたいなら、坂木司さんの『和菓子のアン』がおすすめ。読む前に注意してほしいのは、絶対に甘いものが欲しくなるから、この本を読むときは先に和菓子屋さんで生菓子でも買ってきて、熱い緑茶を淹れてどうぞ。

謎解きはディナーのあとで

2011年本屋大賞受賞!お嬢様刑事と執事のコンビが謎を解く、ユーモアたっぷり6つの事件。

辻村深月『かがみの孤城』

貴志祐介『青の炎』

川上弘美『神様』

中学生・高校生に読んで欲しい1冊。川上弘美さんのデビュー作『神様』と東日本大震災後に書き直した小説『神様2011』。震災後の福島を舞台に描いたその作品で、著者が伝えたかったことはなにか。

宮本輝『蛍川・泥の河』

喜多川泰「また必ず会おう」と誰もが言った。

中学生・高校生の男子におすすめしたい本。つい見栄をはってしまう自分を変えたい人、旅が好きな人に!

海外の物語

ファビオ・ジェーダ『海にはワニがいる』

アフガニスタンの少年がイタリアへたったひとりで亡命したノンフィクションをもとにした小説。10代に読んで欲しい本。

実際にあったアフガニスタン生まれの10代の少年の亡命をもとに描かれた小説です。世界には、こうした10代もいるのだということに大きな衝撃を受けました。彼と同じ多くの10代に読んで欲しいです。

穴HOLES

小学校高学年・中学生におすすめのユーモラスな人生大逆転の冒険物語~ルイス・サッカー『穴』

理由もわからずただ穴を掘らなければならない作業ほど退屈で無意味なものはない。現状を「どうにもならない」と投げ捨ててしまえばそれまでだが、「どうにかできる」と思えば、なにかはできるはず。さっくり読みやすく、普段はあまり本を読まない男子にもおすすめです。

木を植えた男

フランスの作家ジャン・ジオノによる、静かで力強い物語絵本「木を植えた男」を紹介します。

すぐ読める短さで心に残る物語。たったひとりで荒れ地に木を植え続ける男がいた。荒れ地に小さな苗木を植えたって、森になるまでには何十年もかかるものだ。大きな森も最初はひとつの種から生まれる。コツコツ続けることでしか生まれない。

プロイスラー『クラバート』

高学年からおすすめ。ドイツ・ヨーロッパで児童文学賞を受賞したプロイスラーの代表作。宮崎駿監督もこの作品のファンだそうです。

マーギー・プロイス『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』

中学生・高校生におすすめ【伝記小説】。日本が鎖国を行っていたころ、海で遭難した14歳の少年がアメリカに渡った。彼はアメリカでこう呼ばれた「ジョン万次郎」。

ジョン万次郎は日本人ですが、この本はアメリカで出版されたもの。はじめてアメリカへ渡った日本人であるジョン万次郎は、海外でも自伝が出版されるほど有名人なんですね。10代でたったひとりで海を越え、だれも見たことのない世界を見てきた彼の軌跡。

スポンサーリンク

フォローする