朝日奈蓉子『わたしの苦手なあの子』~この夏、あの子と仲良くなりたい~

児童書
小学校高学年・女の子におすすめ
ふたりの女の子の夏物語
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苦手なあの子と仲良くなりたい

放課後のプール、ゴーグルを探しに行ったミヒロは、そこで意外な人物を見かけた。一週間前に転校してきたばかりの本間リサ。ツンとすまして、無表情で、だれとも仲良くしようとしてないみたいな子。

次の日の放課後、ふたたびプールに向かうリサを見かけてミヒロは後を追いかけた。二日も続けてプールをながめているなんてなにか困ったことでもあるのだろうか…ミヒロが思い切って声をかけると、リサは思いがけないことを頼んだ。

「コースを一往復する間だけ、見張っててほしい」

心臓が悪くて運動ができないリサは、プールもずっと見学していた。ミヒロはリサが実は泳ぎがうまいことと、彼女のある秘密を知ってしまう。

仲良くなりたいはずなのに、そっけない態度のリサにうまく近づくことができないミヒロ。

自分の不注意からケガを負ってしまったリサは、秘密と傷ついた心を抱えたまま、もう誰も信用できないと心を閉ざしたまま。

 

ある日、先生が言った。

「夏休みのあいだに、自分の苦手なものを、ひとつ克服すること」

ミヒロは、夏休みに「リサ」を克服することに決めた。

リサが克服したいものは…?

この夏休み、ふたりは苦手なものを克服することができるのか。

プールにアイスに将棋にハーブティー、夏のアイテムが少しづつふたりの距離を近くしてくれるはず。

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