伊坂幸太郎『チルドレン』

伊坂幸太郎『チルドレン』
  • さっくり読めるライトミステリー
  • 短編仕立てなので朝読書にも
  • 伊坂幸太郎さんの初読みにもおすすめ
スポンサーリンク

本の紹介(あらすじ)

伊坂幸太郎さんのさっくり読める連作短編風ミステリー。あれ?気がつくと、いつの間にか事件の渦中にいる。それが、伊坂幸太郎『チルドレン』のマジック。

銀行にやってきたぼくたちはいつの間にか人質にされてしまって、いつの間にか証人となり、事件に加担しちゃって、いつの間にか解決してる?

予想とは異なる展開に話が流れ、登場人物たちの推理(?)に惑わさないように・・・と、警戒しながら読み進めるのだけれど、結局著者の術中にはまってしまっている。

それが、くやしいのではなくて、すとんと落されて爽快なのがよい。

文章のテンポの良さと登場人物たちの個性的なキャラが際立って、事件が解決した後も、もうちょっと読ませてよと言いたくなる。

そもそも彼らは一人きりでいる時は問題がなくとも、集団になると歪むのだ。陣内さんは、「子供のことを英語でチャイルドと言うけれど、複数になるとチャイルズじゃなくて、チルドレンだろ。別物になるんだよ」とよく言った。そういう性質なのだ、と。(本文より)

伊坂さんのほかの作品にも彼らはしばしば登場から、また会えるよ。安心して。どの作品に出てくるのか、それを探すのも伊坂作品の楽しみ方のひとつ。

本をチェックする

文庫: 352ページ
出版社: 講談社
発売日: 2007/5

続編『サブマリン』もあります

この本もおすすめ

↓ 同じ作家の本を読みたいなら ↓
面白かったらこの本もおすすめ
文芸(一般)
この本の担当者
ゆう

「おいしいごはんと本があれば人生はぐんと豊かになる」
食べることと読むことが好きです。
学校図書館(小・中・大学)で働く本好き。よみきかせ、図書ボランティアなど子どもと本をつなぐ"みーとぶっくす"活動がライフワーク。本を通して人と人がつながることのお手伝いができたらうれしいです。
2021年、小さな移動本屋さんはじめました。(Instagram)

■▢フォローする▢■
〇●〇●この記事をシェア●〇●〇
■▢フォローする▢■
スポンサーリンク
ブックス雨だれ

コメント