アリー・コンディ『カッシアの物語』

『カッシアの物語』
近未来ディストピア小説
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あらすじ

<ソサエティ>によって管理された、未来の社会。職業や恋愛、死ぬ年齢すらもコントロールされている<ソサエティ>は、平和で秩序があり安全であるが、食事や着る物まで「自由」はない。

カッシアは、17歳。シティが選んだ結婚相手を発表するマッチ・バンケットの夜、カッシアの結婚相手に選ばれたのは、幼なじみで親友のザンダーだった。ところが、結婚相手のマイクロカードを開いてみると、そこに映し出されたのは、別の男の子カイだった。<逸脱者(アベレイション)>であるはずのカイは、マッチ・バンケットに登録されるはずがないのに、なぜ…。

優しいザンダーはぴったりの結婚相手だけど、間違いとわかっていても、カイに惹かれていくカッシアの揺れる恋心ったら。ディストピア小説なんですよ。完璧なはずのユートピアに疑惑を抱き、反感を持つ。そういう社会と戦う小説なのです。よくあるディストピア小説と違うのは、武器を手にして戦うような派手なアクションシーンはなく、どこか穏やかに淡く、物語が進むところ。そして、この恋心。社会が二人の恋を許さないなんて、あぁまるで「嵐が丘」のようなラブ・ロマンス。

カッシアシリーズ

「カッシアの物語」は三部作シリーズ。

「CROSSED カッシアの物語2」「REACHED カッシアの物語3」

カッシアの物語
プレジデント社
アリー・コンディ (著), 高橋 啓 (翻訳)

出版社 ‏ : ‎ プレジデント社
発売日 ‏ : ‎ 2011/10/28
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 476ページ

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文芸(YA)
この本の担当者
ゆう

「おいしいごはんと本があれば人生はぐんと豊かになる」
食べることと読むことが好きです。
学校図書館(小・中・大学)で働く本好き。よみきかせ、図書ボランティアなど子どもと本をつなぐ"みーとぶっくす"活動がライフワーク。本を通して人と人がつながることのお手伝いができたらうれしいです。
2021年、小さな移動本屋さんはじめました。(Instagram)

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