2018年BOOKS雨だれAmazon売り上げランキング

2018Amazon売り上げランキング

2018年の一年間、当サイトのAmazonリンクから購入された本の売り上げランキング1位から10位を発表します。(集計期間2018/1/1~2018/12/31)
単行本・文庫本・シリーズなどは合わせて集計しています。
1位から10位は以下の通りです。

あなたのお気に入りの本はランクインしているかな?

1位:森絵都『カラフル』

2018年の一年間、BOOKS雨だれでいちばん人気のあった本は、森絵都さんの『カラフル』でした。

直木賞作家でもある森絵都さんのベストセラー小説。本選びに迷っている中学生にとりあえずわたしがすすめる本第1位。

中学生のおすすめの本NO.1としても紹介させていただいています。どんな中学生もこの本を手にすると最後まで読んでしまう、という魔法のような魅力を持つこの本ですが、中学生をもつおうちの方にもおすすめすると、みなさん最後まで読んでくれます。

この本を読み終えた後に感想をたずねるとまず第一声は「う~ん・・・」と言葉につまるような反応が多く、「おもしろい」「おもしろくない」だけじゃない、ひとことで感想を語れない魅力がこの本にはあります。

「どの本を読もうかな」「読みたい本が見つからない」という中学生のみなさんにも、ぜひ手に取って読んでもらえたらうれしいです。

2位:和田秀樹『受験のシンデレラ』

精神科医であり、東大合格のためのゼミナールを運営するなど受験アドバイザーとしても活躍している和田秀樹さんが受験のノウハウをつめこんだ受験小説です。受験生におすすめの本としても紹介しています。

3位:重松清『きみの友だち』

中学生を主人公にした小説を数多く手がけている人気作家・重松清さんの小説の中から、”友だち”をテーマにした連作短編です。重松清さんの小説はどれもおすすめです。

4位:柳田理科雄『空想科学読本』

金の空想科学読本
KADOKAWA/メディアファクトリー
柳田 理科雄 (著)

小学校高学年から大人まで夢中になるおもしろ科学本といえばこれ。朝読書でも人気のシリーズです。まだ読んだことがないという人には、BEST版の『金の空想科学読本』がおすすめ。

5位:5分後に意外な結末シリーズ

小学校高学年から中学生まで、朝読書でも大人気のシリーズです。短い時間でさっくり読めてオチがあるから、ふだんはあまり本を読まない人も夢中に。

SF、ホラー、ミステリー。くすっと笑える話、ぞっとする話、感動する話。ページにして数ページ、5分程度の時間で読めて、最後に「あっと驚くドンデン返し」。そんなショートショートを集めたアンソロジー。

6位:千原ジュニア『14歳』

お笑い芸人千原ジュニアさん引きこもりだった14歳のころをつづった自伝的小説。ふだんはあまり本を読まない男子にもおすすめです。

7位:青柳碧人『浜村渚の計算ノート』

数学が苦手でもおもしろい”数学テロ”なライトミステリー。中学生から「数学なんか勉強して、一体何の意味があるの?」と尋ねられたのが、この本を書くきっかけになったそうです。数学のおもしろさが伝わるはず。

8位:瀬尾まいこ『あと少し、もう少し』

内容(「BOOK」データベースより)
陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが…。元いじめられっ子の設楽、不良の大田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。寄せ集めの6人は県大会出場を目指して、襷をつなぐ。あと少し、もう少し、みんなと走りたい。涙が止まらない、傑作青春小説。

9位:石田衣良『4TEEN』

第129回直木賞受賞作。月島にくらす中学2年生、ダイ、ジュン、ナオト、そしてテツローの4人のいまを瑞々しく描きます。

10位:梨木香歩『西の魔女が死んだ』

小学生から読める梨木香歩さんのベストセラー小説です。学校に行けなくなったまいが祖母と過ごしたかけがえのない日々を振り返ります。忙しい毎日に、ほっと心を休ませてくれるような物語です。

おすすめ本を手に取っていただきうれしいです。ありがとうございます(*‘∀‘)2019年もおすすめ本を紹介していきますよ。本を読んだ感想もコメントでお待ちしています。