佐藤泰志『そこのみにて光輝く』

 あらすじ

パチンコ屋で知り合った拓司は、海辺の小さなバラックに家族4人で暮らしていた。病気で寝たきりの父親と、介護に疲れた母親、拓司と姉の千夏。達夫は、姉の千夏に急速に惹かれてゆく。

バラックへ続く道、砂浜に投げ捨てられたように咲くハマナスのように、誰もが自分だけのその場所で、どうしたって花を咲かせるために生きている。

陽の当たらない場所で苦い人生を受け入れながら、

暗がりのなかで消えない小さな輝きを放ちながら。

 著者・佐藤泰志

佐藤泰志さんは1949年4月26日生まれ。1982年「きみの鳥はうたえる」が芥川賞候補となったのをはじめ、5度の芥川賞候補となる実力のある文学作家。

1990年に41歳の若さで自ら命を断つ。死後20年ほどを経て、近年、作品が続けて映画化されるなど人気が出ている作家さん。

2013年には、佐藤泰志にスポットをあてたドキュメント映画も制作・公開されました。←まだ観てませんが。

佐藤泰志さんを特集したこんな雑誌も出版されています。私が続けて読みたい、注目の作家さん。

ブックデータ

そこのみにて光輝く (河出文庫)
河出書房新社
¥715(2020/02/10 05:27時点)

文庫: 256ページ
出版社: 河出書房新社
ISBN-13: 978-4309410739
発売日: 2011/4/5

受賞歴
第2回三島由紀夫賞受賞

北海道・函館を舞台に描く
高校生からおすすめ
映画化

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