勉強はなぜ必要?勉強が嫌いな人にも読んでほしい本

どうして勉強しなくちゃいけないの?
自分のためって言われるけど、毎日勉強のことばかり言われて嫌になっちゃう。本当に勉強しないと、困るのかなぁ。

勉強がきらい!なぜ勉強するのかわからないという人へ。
きちんと勉強しないと立派な大人になれないよ、なんていう人もいるけれど、
勉強が苦手でも立派に仕事をこなしている大人はたくさんいるから安心して。
勉強が嫌いなのは、君だけに原因があるわけじゃない。
これまでに勉強が嫌いになってしまうなにか理由があったんだろうね。
でも、勉強が「嫌い」なのは残念なことだと思うんだ。
どんなことでも「知る」ことは君を助けてくれるし、
「学ぶこと」で君の「できること」がうんと広がる。
嫌いだからってやらないのは、もったいない気がするんだな。

それでも、やっぱり勉強することに意味を見出せないという人に、ちょっと読んでみてほしい本をいくつか紹介します。

おうちの人も一緒によんでみるのもいいかもね。

「勉強は何のため?」みんなの答えを聞く

「どうして勉強しなくちゃいけないの?」とおうちの人や先生に聞いてみても、納得のいく答えがもらえなかったという子どものみなさん。
あるいは、子どもから「勉強ってなんのためにするの?」と聞かれて、うまく答えられなかった大人のみなさん。
もっといろんな人の意見を聞いてみようじゃありませんか。
大人のみなさんはどんな風に答えてくれるのでしょうか。

『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』

「なぜ勉強しなくちゃいけないのか」こんな疑問に8人の学びのプロが答えてくれます。子ども向けと大人向けの答えがあり、親子で読んで欲しい1冊 。
ほかにもシリーズで続編のほか『生きる力ってなんですか?」「大人はどうして働くの?」もあります。
答えてくれるプロのみなさん→荒俣 宏、内田 樹、瀬戸内寂聴、坂東眞理子、福岡伸一、藤原和博、茂木健一郎、養老孟司。

『藤原先生の心に響く授業 キミが勉強する理由』

民間人から区立和田中の校長となり話題となった藤原和博さんが、「なぜ勉強するのか」「生きるために必要な力」について教えてくれます。実は「遊び」と「勉強」には関係があるらしい。勉強がきらいな小・中学生に読んで欲しい本。

勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方

苫野一徳さんはたくさんの著書を出している哲学者であり教育学者です。勉強する理由は自由に生きるためという考え方に、勉強の大きな可能性を感じます。中学生・高校生にも読みやすい内容でおすすめです。

図書館で本を調べてみたいときは

「勉強」についてもう少し考えてみたい人、もっといろんな人の意見を聞いてみたい人は、本を探して読んでみよう。

図書館で調べるときの本の分類
370…教育
1分類…哲学

まとめ

「なぜ勉強するのか」その問いに対する答えは、実際に勉強したことが役立った時にはじめてわかるものです。
「勉強したことがここで役に立ったな」ということがいつかきっとありますよ。せっかく勉強したことをどう生かすかは自分次第!とも言えますけどね。

勉強は自分らしく生きるために大事な生きる基礎になるもの。でも勉強ばかりじゃ嫌になっちゃうよね。ほかにも大事なものたくさん見つけて、楽しんでください。
よしっ、勉強頑張るぞ!という人には、こちらの記事も参考になります。