【作家・伊坂幸太郎】中学生・高校生におすすめ本はこれ！

本屋大賞ノミネート常連の人気作家・伊坂幸太郎さん。伊坂さんの作品には、強盗や殺し屋や死神などなかなか物騒な人物が登場します。彼らの巻き起こすハチャメチャな生きざまがユーモラスでテンポのよい文章で描かれ、まるで映画を観ているようなスピーディーな展開に引きずり込まれます。次々と広がる物語の世界に振り落とされないようについて行ってください。最後読み切ったとき、違う景色が見えるのも伊坂さんの作品の魅力です。伊坂さんの作品をよんでみたいという人に、伊坂作品のおすすめをまとめてみました。

伊坂幸太郎おすすめベスト

映画化されている作品も多く、伊坂さんの作品はおすすめばかり！まずは伊坂さんの作品を読んでみたい！という人におすすめ5冊を紹介します。できるだけあらすじは詳しく書かずに、おもしろさを伝えられたらと思います。（これまでに読んだ本の中からおすすめ4冊を選びました。今後、新しい本が加わる可能性がありますのでご了承ください）

死神の精度

死神の精度 (文春文庫)

文藝春秋

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伊坂幸太郎さんの作品をまだ読んだことがなくて、これからなにか読んでみたいという中高生にまずおすすめするとしたら、この本『死神の精度』。この物語の主人公は”死神”。彼が会いに行くのはこれから死ぬことになっている人たち。重い話は苦手という人も騙されたと思って少し読んでみて欲しい。死をテーマにしているけれど、暗くて悲しい気分にはならないはず。どんな人生にも必ず終わりがある。その時まで、まだ自分には時間がある。私はそんな風に前向きに思えた。続編『死神の浮力』も。

チルドレン

チルドレン (講談社文庫)

講談社

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伊坂幸太郎さんの作品にはいくつか人気シリーズがあるけれど、私がいちばん好きなのがこの陣内シリーズ。さまざま起こる突拍子もないトラブルを、少々強引で自由でマイペースな男・陣内が予想外の展開で切り抜けていきます。爽快で少しあたたかい連作短編です。続編『サブマリン』もあわせてどうぞ。

重力ピエロ

重力ピエロ (新潮文庫)

新潮社

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王様のブランチなどメディアでも評価の高い作品です。私がはじめて読んだ本も『重力ピエロ』でした。どんなストーリーなのか知らずに読み始めましたが、全く予想していなかったストーリーで物語に一気に引き込まれました。家族の過去、連続放火事件、謎のグラフィティアートが表すものは…。高校生におすすめ！

グラスホッパー

グラスホッパー (角川文庫)

KADOKAWA

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伊坂さんの作品の中でも、シンプルに楽しめるザ・エンターテイメント小説！個性的な殺し屋たちの物語が緩やかに絡み合う殺し屋シリーズの第1弾です。このシリーズは、第2弾『マリアビートル』、第3弾『AXアックス』とどんどん面白くなってくるから、気に入ったらどんどん読み進めちゃおう。短編立てなので、少しづつ読めるのもおすすめポイント。中学生、高校生の朝読書にもおすすめ。

オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

新潮社

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伊坂幸太郎さんの作品をあれもこれもじっくり味わいたい！伊坂沼にはまりたい！そんな人は、デビュー作『オーデュボンの祈り』から読んでみましょう。伊坂作品の登場人物たちは、別の作品に登場したり作品同士がリンクしているものがいくつもあります。そこが伊坂作品の大きな魅力！どんどん作品を読みたくなること間違いなしです。伊坂さんらしさがぎゅっと濃縮された長編小説。好きな人はめちゃはまる。一方で、この作品にはまらない人は「これ以上はいいかなぁ」と伊坂作品を敬遠する傾向も…。というわけで、おすすめではありますが、始めて読む作品としては、先に紹介した『死神の精度』や『チルドレン』をおすすめします!(^^)!　

伊坂幸太郎作品一覧

伊坂幸太郎作品のリストです。改めて、伊坂作品の映画・ドラマなど映像化の多さに驚いています。原作派のわたしですが、伊坂さんの作品に関しては、原作よりも映像化作品を多く観ていますね( *´艸｀)
🎦…映画・ドラマ化
📕…レビューページリンクあり