
読書ノート


西加奈子『きりこについて』〜ぶすも女子も抱えて生きる

ラーラ・プレスコット『あの本は読まれているか』〜文学にはイデオロギーを変える力がある

青山美智子『お探し物は図書室まで』〜有能な司書は人生のヒントを見つける能力がある

石川宏千花『拝啓パンクスノットデッドさま』~パンクがあった

凪良ゆう『流浪の月』~中途半端な理解と優しさでわたしはもう窒息しそうだ

町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』〜孤独の声にそっと寄り添う物語

中山七里『護られなかった者たちへ』〜どうか声をあげてください、もっと大きく図太く

『沈みかけの船より、愛をこめて』~ 乙一、中田永一、山白朝子アンソロジー第二弾

佐藤いつ子『キャプテンマークと銭湯と』~ゆずれないプライドと心をいやしてくれる居場所

ソン・ウォンピョン『アーモンド』~感情も共感も僕には文字の組み合わせに過ぎない

白河三兎『ふたえ』~ぼっちたちはひとりでいられる強さを秘めている
