石・鉱物について本で調べてみよう

石・鉱物好きにおすすめの本@雨だれ

きれいな石を集めています。もっと石のことが知りたいです。石についてわかる本を教えてください。

道を歩いているとついしゃがみこんで石ころを拾い集めてしまう人いませんか。
一方、どこにでも落っこちてる石のなにがおもしろいの?という人もいます。
石炭のように燃料となる石やダイヤモンドやエメラルドのような輝きを持つ宝石など、石にもいろんな種類があります。
そもそも石ってどこから来たの?
石の不思議や魅力、石を使った装飾や工芸などについて調べてみましょう。

キーワード

本やインターネットで調べるときにどんなキーワードがあるかな。キーワードから気になる言葉を辞書で調べてみよう。どんな意味や定義があるのだろう。図書館で調べるときにどんな本棚から本を選んだらいいのか本の分類をチェックしてみよう。

キーワード
石、鉱石、宝石、岩石学、地質学、石像

図書館で調べるときの本の分類
450…地球科学・地学
714…石彫
755…宝石

「石」について調べる本をさがす

「石」ってなに?石の不思議について調べる本を探してみよう。

石ころ博士入門 (全農教・観察と発見シリーズ)
・石ころの観察方法もわかる初心者向けの石ころガイドブック
・石に詳しくない人も楽しめる
・千葉県中央博物館研究員の著者が石ころについてわかりやすく教えてくれる
内容(「BOOK」データベースより) 石ころは、そのままでは黙して語りませんが、きれいに洗ったり、ルーペや偏光顕微鏡で観察していくうち、徐々にその生い立ちを語り始めます。石ころの語る物語、それは壮大な地球のドラマです。さあ、あなたもルーペ片手に、石ころをめぐる冒険の旅に出かけませんか。

日本の石ころ標本箱: 川原・海辺・山の石ころ採集ポイントがわかる
内容(「BOOK」データベースより)
日本各地の採集地点での石ころ標本集をかねた採集地ガイド。標本には、肉眼での判定により名前をつけてある。
こちらは「世界と日本の石ころを探して」シリーズもあります。

こどもが探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑
・小学生から中学生向け
・イラストや漫画付きでわかりやすい
・石のことを調べるきっかけ・入門書にぴったり
内容(「BOOK」データベースより)
身近な水辺で見つかる色とりどりの鉱物・宝石を見くらべやすい原石のままの姿で紹介する大人気石探しガイドブック、待望のこども版!鉱物図鑑40種。マンガでわかる石のひみつ。全国20か所の採集スポットガイド(イラストマップつき)。

三つの石で地球がわかる 岩石がひもとくこの星のなりたち
・石の初心者から研究者まで幅広くおすすめ
・著者は「しんかい6500」に51回乗船記録をもつ
・3つの石のから地球の進化の物語が見えてきます
内容(「BOOK」データベースより)
「水の惑星」地球は「石の惑星」でもある。太陽系で最も多くケイ素が集まったため、ほかの惑星にはない多彩な岩石が生みだされた。しかし種類が多いだけに「石の世界」は複雑で、名前を見ただけで嫌気がさしてしまいがちだ。本書では初心者が覚えるべき石を三つ選び、それらを主役に、石と地球の進化を語っていく。読めば「石の世界」が驚くほどすっきりわかる!

ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑
・水辺で見つかる鉱物や宝石の原石がそのままわかる
・鉱石さがしの見つけかたのコツも
・石探しをしやすい全国23ヶ所のスポットを掲載
内容(「BOOK」データベースより)
探して、見つけて、磨いて―自分だけの宝石は、すぐそばにある。水辺で見つかる色とりどりの鉱物・宝石を、見比べやすい原石のままの姿で紹介する、新しい石さがしガイドブック。鉱物図鑑34種+全国23か所の採集スポットガイド付き!

鉱物で実験・遊べる本を探そう

鉱物を使って実験をしたり、鉱物を楽しめる本を紹介します。さとうかよこさんの本ばかりになってしまいましたが、キラキラした石が好きな人は眺めているだけでも楽しめますよ。

世界一楽しい 遊べる鉱物図鑑
鉱物や理科趣味雑貨ショップ「きらら舎」代表さとうかよこさんによる鉱物を調べて遊べる楽しい1冊。
出版社からのコメント
遊べる! 学べる! おもしろ過ぎる鉱物図鑑。比較的手に入りやすいカラフルな鉱物がいっぱい。鉱物探検からスリル満点の発光実験まで、元小学校教師さとうかよこ氏がやさしくナビゲートします。また、本のカバーの裏側が元素周期表ポスターになります。

鉱物レシピ 結晶づくりと遊びかた
・鉱物や理科趣味雑貨ショップ「きらら舎」代表・さとうかよこさん著書
・鉱物好き女子におすすめ!
・集めるだけじゃない飾ったり、遊んだりできる石の魅力が伝わります
内容紹介
女子を中心に人気が高まる鉱物・結晶のレシピ、鉱物DIY、集めかた、遊びかたの入門書。 美しく輝く鉱物・鉱石・結晶たちを集め、かざり、あそび、作る。 蛍石と水晶と雲母の図鑑、自分だけの結晶をつくる方法、八面体蛍石の割り方。 標本箱や試験管標本箱のDIY、理科趣味な実験、鉱物と鉱石の雑学博物学ノートも収録。 この一冊で鉱物を楽しみ尽くせます。 すべての理科趣味・鉱物愛好家へ向けた決定版。

鉱物と理科室のぬり絵
・理系女子におすすめしたい鉱物と理科室の塗り絵
・鉱物大好きユニット・ルーチカ制作
・好きな色で自分だけの鉱物図鑑が作れます
内容紹介
美しい鉱物、古い標本箱、実験道具、鳥の卵や羽根、木の実やキノコの植物画…… 記憶の中の理科室を探索し、自分だけのぬり絵図鑑を作ろう。 「鉱物レシピ」のきらら舎・ルーチカが贈る博物スケッチぬり絵! ! 古い理科室の展示棚をまわってスケッチしてきたような、アンティークな博物学ノートのような項目でまとめました。 すべてをぬり終えると、世界で一冊だけの図鑑が出来上がります。

石の物語を読んでみよう

あたまにつまった石ころが
・好きな主人公の本当にあった物語
・小学校国語教科書でも紹介しているおすすめの本
・ボストングローブ・ホーンブック賞ノンフィクション部門オナー賞受賞作
内容(「MARC」データベースより)
切手にコイン、集めたことありませんか? 私の父は石を集めていました。「石ころじゃ金にならんぞ」周りの人は言いました。ところが…。

鉱物語り: エピソードで読むきれいな石の本
内容(「BOOK」データベースより)
鉱物の文化的・歴史的逸話から採集時のみやげ話まで、人と鉱物の織りなすエピソードを5つのテーマ、50のお話で語る、読む鉱物図鑑。250点以上の鉱物写真を収録!

宮沢賢治の元素図鑑ー作品を彩る元素と鉱物
詩人であり自然科学者であった宮沢賢治の作品をより深く楽しめます
宮沢賢治作品に登場する鉱石を詳しく解説
元素研究、鉱物研究の第一人者である著者の共著、京都大学博物館も協力
(内容紹介)
幼いころ「石っこ賢さん」とよばれたほど石に熱中した宮沢賢治が残した作品から、「元素」に触れた文章を写真とともに紹介しています。賢治の作品は国語教材として親しまれているものが多く、その文章中には多くの元素や鉱物が登場します。たとえば、『やまなし』では、「水銀」「銀」「黄金」「金剛石」「水晶」などがちりばめられています。 この図鑑は、宮沢賢治が残した数多くの短歌や詩、童話、手紙、メモのなかから、これらを賢治の描く心象にふれる手がかりとして、科学者であった賢治の作品を「元素」の目でとらえ解説しました。作品以外にも、現在知られている118の元素すべてを取りあげています。 科学者としての賢治の生涯を、元素を入り口にたどってみましょう。

ウェブサイトで探してみよう

石や鉱物についてよみやすいサイトを紹介します。

倉敷市立自然史博物館:「鉱物のページ」
子ども向けにたのしく鉱物が学べるページがあります。

まとめ

いかがでしたか。
拾った石を照らし合わせたり、集めた石を飾ってみたり、みなさんも楽しんでみてください。石の魅力に気づいていないお友だちにも、ぜひ教えてあげよう!