幾何学立体アート【エッシャー ポップアップで味わう不思議な世界】

アート

だまし絵アート作家・エッシャー

エッシャーの名前は知らなくても、作品を目にしたことがある人は多いはず。まだ彼の作品に出会ったことのない人でも、一度見たら忘れられない。彼の作品は、さらっと見て通り過ぎることができないのだ。
「これって一体どうなっているの?」「ちょっとおかしくない?」
彼の作品の前では、だれもが立ち止まる。

エッシャーは1989年6月17日、オランダのレーワルデンで生まれた。子どものころ、病気のせいで学校の成績はそれほどよくなかったが、建築・絵画・木版画を学び、美術の才能を開花させた。

「わたしは画家の仲間たちよりも。数学者たちとのほうが共通点が多いように思われる」と本人が言うように、エッシャーの作品には線や面、空間など数学数学的意識を感じさせる作品が多い。

「だまし絵」とも呼ばれるエッシャーの作品は、平面と立体、遠近、規則性と不規則性といったような相対する要素をひとつの作品の中に混在させる。アート作品として見ると違和感を感じさせるが、実は私たちの日常の中にはこうした矛盾があたりまえに存在している。不可解だと称されることもあるエキセントリックな作品の中に、どこかなつかしく感じるのは、そのためではないだろうか。

平面であるのに立体を感じさせるエッシャーの作品を、手近に立体で味わえるのが、このポップアップアート集。
エッシャーの有名作品を目の前で観れるだけでなく、エッシャーにまつわるエピソードや名言も読めるのもポイント。ちょっとお値段高めですが、ぜひ手に取ってみて欲しい作品。
大きな本ですが、表紙がぷっくりしていて、触れた時の柔らかさが作品の与える硬質なイメージと反して、まず最初に驚きを与えられる。

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