【ブックリスト】森林・林業・木工を知るおすすめ本

テーマ特集

木や森は好きな人。

林業に興味がある人。

木工が好きな人。

こんな人におすすめしたい本を紹介します。

木や森林の本を読んだ後は、木工のぬくもりに触れたくなります。

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森林、林業、木工を知る小説

堀米薫『林業少年』

【高学年から中学生におすすめ】

林業を営む家に生まれた小学生の主人公だからこそ感じる、林業という仕事の良い面やいま抱えている問題点なども見えてきます。農業をしながら小説を書いている作者ならではの視点が生きています。小学校高学年から中学生におすすめ。入試問題にもよく出典されている小説です。

(BOOKデータベースより)
山持ちとして代々続く大沢家の長男・喜樹は、祖父・庄蔵の期待を一身に受けていた。家族から「干物」と陰口をたたかれる庄蔵だが、木材取引の現場では「勝負師」に変身する。百年杉の伐採を見届け、その重量感に圧倒された喜樹は―。山彦と姫神の物語。

濱野京子『木工少女』

【小学校高学年におすすめ】

都会からやってきた小学6年生の女の子が、森のある田舎での暮らしや木工にだんだん興味を持ち好きになっていきます。モノ作りが好きな人に。

三浦しをん『神去なあなあ日常』

【中学生からおすすめ】

ひょんなことから携帯電話も通じない山奥で林業をすることになった青年の物語。林業や山の仕事について全く知識のない主人公の目線で描かれる山の仕事。自然を守り育てる仕事のたくましさが生き生きとえがかれています。

映画も話題となり、この作品をきっかけに林業に興味を持ったという人も多いようです。続編の『神去なあなあ夜話』もありますよ。

乾ルカ『森に願いを』

ふと人生に迷った彼らが森を訪れるのは、そこになにか希望があるからなのかもしれません。悩みを抱えた人たちが、森の中で森林を管理しているという青年と出会い、その出会いが少しだけ彼らの心を柔らかくほぐします。問題は簡単には解決しないけれど、ここで見えてきた希望のようなものが彼らの人生にあたたかく寄り添っているような気がします。

この本を読むと、間違いなく森へ出かけて深呼吸したくなりますよ。

いじめ、進学、就職、恋愛、不治の病・・・それぞれに人生の悩みを抱え、希望を失った人々。彼らが迷い込んだ街中の広大な森の中に、その青年はいた。

能天気に見える森番の青年が語りかける言葉は不思議な力で彼らの心に届く。ふれあいの先にある彼らの運命は。そして、森と青年に隠された禁断の秘密とは―驚きと感動に満ちた、癒しのミステリー。

ジャン・ジオノ『木を植えた男』

【小学校高学年からおすすめ】

戦争で荒れてしまった土地に、森を取り戻すため、たったひとりでどんぐりを植えていく男の物語。それは、長い時間を要する孤独な仕事ですが、ひとつひとつの地道な行動が、やがて木を大きく育て森を生み出します。シンプルですが心に残る物語です。

中学生以上には英語版にもぜひ挑戦してみて欲しいです。
木を植えた男 The Man Who Planted Trees (ラダーシリーズ Level 5)

宮下奈都『羊と鋼の森』

【中学生からおすすめ】

宮下奈都さんが描くピアノ調律師を目指す青年の物語。ことばのひとつひとつが自分の中に流れてくるような、ゆるやかで美しい文章に魅了されます。タイトルはピアノの原材料である羊毛と鋼、樹木から。ピアノの奏でるメロディーは森と牧場から生まれているんですね。

青年の祖母が亡くなった夜の森の描写がとてもよいです。本屋大賞を受賞し、2018年に映画化される話題作。ついに漫画化もされていますが、宮下さんの心地よい文章も味わってほしいです。

森林・林業・木工を知るノンフィクション

森がささやいている 木工家が見つめる木の命

岩泉純朴家具の工藤宏太さんのノンフィクション。
大きな丸太をうすい板や角材にする製材の仕事に「このままでは、何百年もの樹齢を重ねた広葉樹が、日本の山からなくなってしまう」と危機感を抱いた工藤さんは、製材業から木工家に転身。
「三百年生きた木を三百年使える家具に」との思いで、地元の広葉樹を使い、木のぬくもり・表情を生かした家具作りをしています。
地元の自然を守るための活動にも力を入れている工藤さんの、木に添い、木を生かす考え方は、いまの私たちに大切なものを教えてくれるような気がします。
岩手純木家具ホームページ

『本当はすごい森の話: 林業家からのメッセージ』

日本人にとっては、身近にありすぎて気づかない森林が環境に果たす大切な役割と、それを守り育てる林業の仕事について紹介。

『木に学べ―法隆寺・薬師寺の美』

法隆寺金堂の大修理、法輪寺三重塔、薬師寺金堂や西塔などの復元を果たした最後の宮大工棟梁・西岡常一氏が語る「木」のはなし。国語教科書でもおすすめしているノンフィクションです。

最後の宮大工棟梁が語り尽くしたベストセラー、待望の文庫化
宮大工棟梁として、木の心について、職人の技術について、法隆寺・薬師寺の魅力について語った入魂の哲学。

木工・DIYを始めたい人に

DIYシリーズ 改訂版 超基本DIY木工

自分で木工をしてみようというDIYが流行っていますよね。DIYをこれから始めたい人におすすめの基礎基本がわかるハウツー本です。自分で作ったものなら少しくらい曲がっていても歪んでいても愛着がわくものですよね。ケガをしないように注意して、失敗を恐れずどんどん自分だけの木工にチャレンジしてみてね。

『はじめての木彫りどうぶつ手習い帖』

木工好きならこの本に心ときめくのではないでしょうか。彫刻家・はしもとみおさんが手のひらサイズの木彫り彫刻を教えてくれるハウツー本。わたしは作らずに眺めているだけで楽しめます( *´艸`)

木彫りと言えば、小学校の時に使っていた彫刻刀をイメージするのですが、いまは、初心者でも使いやすい電動彫刻刀というものがあるそうです。平刀、丸刀、角刀の3種類の刃の付け替え可能。

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