三浦しをん『神去なあなあ日常』~WOOD JOB!(ウッジョブ)

三浦しをん『神去なあなあ日常』
  • 中学生・高校生におすすめ三重県が舞台の恋愛青春お仕事小説
  • 農業・林業に興味のある人に
  • 2010年度本屋大賞第4位

本の紹介

都会育ちの高校生平野勇気は、ひょんなことから高校後の進路に林業に選ぶ(!?)。放り込まれたのは、三重県の山村の神去村。

ケータイの電波も届かないような山奥で、最初は逃げ出そうと考えていた勇気だが、先輩や村の人たちとのかかわりの中で、少しずつ山の仕事や自然の中の暮らしに魅力を感じていく。

山や森が見せてくれる自然の雄大さ、力強さ。
そして、時に見せる自然の力の怖さ。

なによりも、生活を楽しみながら自然とともにある暮らしが生き生きと描かれていて、こんな暮らしもいいなぁと思わされる。

林業の魅力を再発見できるお仕事小説。

おすすめポイント(受賞歴など)


受賞歴】2010年度本屋大賞第4位
【国語教科書】光村図書中学3年国語教科書で紹介
【国語入試問題に出典】
私立中学校国語入試問題に出典
【2016年】聖学院中学校

映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」

2014年5月劇場公開

【監督】矢口史靖
【出演】染谷将太、長澤まさみ
原作の「神去なあなあ~」も好きですが、この映画タイトルもいいですよね。原作よりもさらにコミカルでじんわり心にしみる映画に仕上がっています。原作をじっくりと味わってから映画で山の仕事のワイルドさを感じてみるのがおすすめです。

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文庫: 355ページ
出版社: 徳間書店
発売日: 2012/9/7

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