大崎梢『片耳うさぎ』

『片耳うさぎ』
  • 小学校高学年から中学生におすすめ
  • 古い言い伝えのある屋敷にまつわる謎
  • 小学5年生の女の子が謎解き!

小学5年生の女の子が謎を解決!小学校高学年におすすめ!大崎梢さんのライトミステリーを紹介します。

あらすじ

蔵波奈都は小学5年生。

お父さんが共同経営していた会社が倒産し、多額の借金がのしかかることに。いま住んでいるマンションにも住めなくなり、仲上村にあるお父さんの実家に一家は転がり込むことに。地元で代々続く大地主でもある蔵波家は、会社経営や不動産所有で成功している村の有力者でもある。

その大きくて古い屋敷は、周りから幽霊屋敷と呼ばれていた。なるほど、どこか不気味だし、一緒に暮らす叔母さんたちにもなじめない奈都。

ある日、この大きな幽霊屋敷に数日間ひとりで暮らさなければならなくなった奈都。当然気が重い(*´Д`)

心配してくれた隣の席の男の子・一色祐太のねえちゃん・さゆりが、ひょんなことから一緒に泊ってくれることになったのだが……。

町の有力者、仕掛けがありそうな古い大きなお屋敷、そして村に古くから伝わる言い伝え、過去のあんな事件……。2時間サスペンスのようなこの展開好きです。

とんとんと謎がひろがり、解決の糸口を見つけていくテンポのよさもゲーム感覚で読みやすく面白いですよ。

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片耳うさぎ
光文社
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出版社 ‏ : ‎ 光文社
発売日 ‏ : ‎ 2007/8/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 282ページ

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