鬼塚 忠『リトルDJ~小さな恋の物語』

『LittleDJ』表紙

心にしみるいい話が読みたい!とにかく泣きたい!泣かせてください(T_T)という人におすすめの1冊がこちら。映画『リトルDJ~小さな恋の物語』の原作でもある。たぶん泣いちゃうので、朝読書では読まないことを強くすすめたい。

太郎は、野球と音楽が好きな小学5年生。ラジオで実況中継を聞くのが好きなのだ。野球ではいつもベンチウォーマー、試合に出ても負け試合の守備要因。それでも、太郎は野球ができるだけで楽しい。ある日、野球の試合中に倒れた太郎。鼻血がなかなか止まらず、体がだるい。

病院で告げられた病名は急性リンパ性白血病。効果的な治療法はない。余命9か月の宣告を受ける。母ひろこの妹。かなえが勤める病院に入院することになった太郎。単調でつまらない病院での生活の中、音楽の好きな大先生と一緒に、太郎は病院のDJを始める。太郎のDJは、入院しているみんなの楽しみとなっていく。そんな太郎のDJを楽しみにしているひとりの少女がいた…。

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タイトル:Little DJ
著者:鬼塚忠
出版社 : ポプラ社
発売日 : 2008/6/2
文庫 : 215ページ

小学校高学年からおすすめです。

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