重松清『かあちゃん』

重松清『かあちゃん』 小説文学
心を揺さぶる家族の物語
罪と許しをテーマに描く
スポンサーリンク

その罪を背負って生きていく

父が交通事故を起こした。

同僚を巻き添えにしたその事故で、父も命を落とした。残された母は、死んだ父の罪を背負った。

交通事故を起こした加害者、被害者、

遺族、遺されるものの想い、
いじめる人、いじめられる人、
たくさんの想いが交錯し、背負うもの、受け止めるものの心を描く。

正反対の立場なのに、どこか共通する痛みがあり、どの人の気持ちも痛いほど伝わる。

だからといって当人たちは、じゃあ自分が別の立場だったら…と気持ちを相手に置き換えては絶対に考えられない問題で、だからこそ、心が張り裂けられるような思いが迫る。

ブックデータ

◇国語入試出典作品
2014年 宮城県公立高校入試国語問題に出典

この本もおすすめです

10代に読んで欲しい!重松清のおすすめ本7冊
中学生・高校生におすすめの重松清さんの本を7冊紹介します。高学年からおすすめの重松清さんの本も紹介。

コメント