瀬尾まいこ『幸福な食卓』

0
中学生・高校生におすすめ
優しくあたたかい物語
吉川英治文学賞新人賞受賞
「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」
佐和子は中学2年生。
父さんは「父さん」を辞めて、教師の仕事も辞めた。
母さんは家を出て、仕事をはじめて、近所のアパートに住んでいる。
天才児の兄・直ちゃんは大学に行かないで、いまは無農薬野菜を作っている。なんでも上手にこなす直ちゃんだが、小学生の時から毎日弾いているギターは一向に上達しない。
5年前、父さんは自殺しようとして失敗した。それ以来、佐和子の家族はなんとなくおかしくなった。少し変わっているが、みんな優しくて真面目だ。努力をし、いたわり合い、尊重し合って暮らしている。
「いま」が苦しいのならそこから逃げ出したって構わない。父さんを辞めた父さんも、家を出ていった母さんも、それでも「家族」はやめずに続けている。どんなにつらいことがあっても、必ず朝が来て、ご飯を食べて、そこに「家族」がちゃんといてくれることの安心がある。
父親らしくあること
母親らしくあること、
大人らしくあること、
子供らしくあること…
「家族」という形の中で窮屈さを感じることも少なくないが、「家族」の役割や家族にとって大切なことを考えさせられる物語。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

おすすめポイント

瀬尾まいこさんの短編は国語教科書にも掲載されています。
また、国語入試問題にもよく出典されている作家さんです。

受賞歴

第26回吉川英治文学賞新人賞受賞

教科書で紹介されている本

国語教科書でおすすめ
東京書籍中学3年生紹介図書

漫画「幸福な食卓」

2006年くりた陸さんの作画でコミック化されました。

映画「幸福な食卓」

2007年1月劇場公開

【監督】小松隆志

【キャスト】北乃きい、勝地涼、石田ゆり子

【音楽】小林武士

【主題歌】Mr.Children「くるみ-for the film-幸福な食卓」

本をチェックする

内容(「BOOK」データベースより)

佐和子の家族はちょっとヘン。父を辞めると宣言した父、家出中なのに料理を届けに来る母、元天才児の兄。そして佐和子には、心の中で次第にその存在が大きくなるボーイフレンド大浦君がいて…。それぞれ切なさを抱えながら、つながり合い再生していく家族の姿を温かく描く。吉川英治文学新人賞受賞作。

本の感想おすすめレビューをお待ちしています

BOOKS雨だれおすすめベスト

10代におすすめのブックサイト【BOOKS雨だれ】が選ぶ、学年別おすすめの本50冊!朝読書や本選びに迷ったらチェック。読みたい本がきっと見つかる。
 

BOOKS雨だれおすすめベスト

10代におすすめのブックサイト【BOOKS雨だれ】が選ぶ、学年別おすすめの本50冊!朝読書や本選びに迷ったらチェック。読みたい本がきっと見つかる。