単行本: 190ページ
出版社: 偕成社
発売日: 2014/3/4
- おすすめ:小学校高学年から中学生
- 震災をテーマにした中学3年生たちの物語
- 何気ない日常の尊さを感じる
本の紹介(あらすじ)
2010年ー2011年3月、中学3年生だった彼らの物語。
当たり前に、ずっとそこにあると思ったものが永遠でないと知る。
それを知ったとき、大人に近づいてしまうんだと思う。
サッカーの勝利に喜び、文化祭を乗り越え、だれかを好きになる。
いつもの毎日が当たり前にあることが、とても尊い。
1995年、1月に阪神大震災があり、3月には地下鉄サリン事件が起こりました。
この年に生まれた彼らは、中学3年生の卒業の時、東日本大震災を経験します。
もちろん、この物語はフィクションだけれど、リアルな中学3年生を重ねて読まずにいられないわたしは、ラストで市子が見せた「強さ」に泣ける。
そう、彼らにはまだ「希望」がある。
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いま中学3年生の人にも、当時中学3年生だった人にも。
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