濱野京子『石を抱くエイリアン』

濱野京子『石を抱くエイリアン』 YA文学
震災をテーマにした物語
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ずっと変わらないとおもっていた

2010年ー2011年3月、中学3年生だった彼らの物語。

当たり前に、ずっとそこにあると思ったものが永遠でないと知る。

それを知ったとき、大人に近づいてしまうんだと思う。

サッカーの勝利に喜び、文化祭を乗り越え、だれかを好きになる。
いつもの毎日が当たり前にあることが、とても尊い。

1995年、1月に阪神大震災があり、3月には地下鉄サリン事件が起こりました。
この年に生まれた彼らは、中学3年生の卒業の時、東日本大震災を経験します。

もちろん、この物語はフィクションだけれど、リアルな中学3年生を重ねて読まずにいられないわたしは、ラストで市子が見せた「強さ」に泣ける。

そう、彼らにはまだ「希望」がある。

いま中学3年生の人にも、当時中学3年生だった人にも。

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