『介助犬を育てる少女たち』荒れた心の扉を開くドッグ・プログラム

『介助犬を育てる少女たち』
中学生におすすめノンフィクション
動物が好きな人に
読書感想文にもおすすめ

「犬は彼女を無条件で受け入れ、
まっすぐな愛情を返してくれる動物。
人間に対してするような試し行動は全く必要ない」

カリフォルニアにある少女の更生施設「シエラ・ユース・センター」。

シエラは、日本の少年院のようなところで、麻薬や凶器の不法所持、窃盗や暴行などの非行で少年鑑別所に送られた10代の女の子たちのうち「家にもどるよりここで生活した方がよい」と判断された人たちが集まる。

少女たちはここで、社会で生きていくために必要な教育や訓練を受けている。
いくつかある訓練の中で注目されているのが「ドック・プログラム」。

更生施設で暮らす少女たちが、介助犬を訓練するという取り組みで、このプログラムはすでに20年近く続いている。

複雑で不安定な環境で育った子、虐待を受けた子、自分の居場所をもてなかった子、
すでに怒りや悲しみでいっぱいの人生を抱えた少女たちが、犬との関わりで得るものはなにか。
アメリカでの取り組みを紹介した本ですが、どこか身近で読みやすいのは、日本人女性の活躍にヒミツあり。
著者・大塚敦子さんは海外を飛び回る日本人女性ジャーナリスト。シエラでこのドックプログラムの授業を担当しているのは、日本人女性の鉾山佐恵さん。彼女は、ドックプログラムを行っているバーゲン大学の学生であり、介助犬トレーナーでもある。(彼女がアメリカに来た経緯も興味深いですから、犬の仕事に興味を持っている人にもぜひここを読んでほしいなぁ)

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おすすめポイント

素直な愛情を惜しみなく注いでくれる犬の愛情深さ・寛容さに癒されます。
内容もページ数もとても読みやすく、読書感想文にもおすすめです。

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犬はわたしたちの大切なパートナーであり、私たちを助けてくれます。その中で、私たちにできることも考えていきたいですね。

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