住野よる『君の膵臓をたべたい』

『君の膵臓をたべたい』
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【BOOKS雨だれ】中学生におすすめ50冊!
住野よるデビュー作!2016年本屋大賞ノミネート
映画化でも話題のベストセラー
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あらすじ

タイトルを聞いてぎょっとしたのは私だけではないはず。ホラーを思わせるどきりとするタイトルと淡い桃色の表紙美しさ、そして「泣いちゃいました」みたいな多数のレビュー、ギャップの多いこの本に興味を惹かれない人は少ないだろう。ホラーではありません。恋愛小説です。

主人公のぼくは高校2年生。人との関りをさけてクラスでも孤立している。ある日、病院の待合室で1冊の本を拾う。「共病文庫」と書かれたその本は、余命宣告を受けた人の日記ノートだった。そして、そのノートの持ち主は、明るく元気キャラのクラスメイトの女の子のものだった・・・。

思いがけずクラスメイトのひみつを共有することになってしまったぼくと余命一年のクラスメイト、恋人でもない友人でもない、ふたりのじゃれあいのような日々がつづられていく。

主人公は【クラスメイト】くん

【根暗そうなクラスメイト】くんだったぼくは、彼女にとって【秘密を知っている仲の良いクラスメイト】くんとなり、【仲良し】くんになってゆく。この小説には、ずっと登場人物たちの名前が出てこない不自然さがある。

その不自然さの答えは、最後にふたりの名前が明かされることですとんと落ちる。共病文庫が語る内容にぼくは自分が抱えていたものに気づく、それはこの小説の主題にもつながるのだけど。

だれかと時間を過ごし関わり合い、なにかを『共有』することで、自分の存在が意味を持つ。
ひとりでも存在し得るけれども、自分ひとりではその意味を見つけられないようにできているらしい。
このことを意識することなくいられる人は幸せだな人だ、といつも思う。

おすすめポイン

こんな人におすすめ

中学生から大人まで、特に10代におすすめです。

「泣ける」というレビューが多かった小説です。泣きたい人に。

「泣ける」というレビューで読んだ大人は「泣けない」人も多いようですけど。泣きたい10代におすすめですね。

ウェブ小説からのデビュー

小説投稿サイト「小説家になろう」への投稿した本作が、ライトノベル作家の井藤きくの目に留まったことがきっかけとなり双葉社から作家デビューとなりました。

受賞歴など

2016年デビュー作『君の膵臓をたべたい』は多数のブック賞を受賞しています。

2016年本屋大賞第2位

ダ・ヴィンチ BOOK OF YEAR第2位
読書メーター読みたい本ランキング
2016年年間ベストセラー総合第4位・単行本フィクション第1位

第3回Yahoo!検索大賞 カルチャーカテゴリ 小説部門賞

「2018年二十歳が一番読んだ小説ランキング」第3位

朝読書でも人気

平成29年朝の読書人気本ランキング高校生第1位/中学生第2位

映画


映画予告編
監督:月川翔
主演:浜辺美波、北村匠海ほか
主題歌: Mr.Children 「himawari」

2018年にはアニメ映画化が決定しています。

映画『君の膵臓を食べたい』公式サイト

漫画

『月間アクション』に連載

作者:桐原いずみ

上下巻の全2巻で単行本化

著者プロフィール

住野よる
デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラー。
瑞々しい文章で若者の心情を描く、いま10代に人気の作家さん。
趣味は音楽鑑賞
【受賞歴】
『君の膵臓をたべたい』2016年本屋大賞第2位

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