胸がきゅんと切なくなる!おすすめ青春恋愛映画の原作本10冊

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恋愛映画は好きですか?

恋愛映画と言えば女の子に人気というイメージがあると思いますが、恋愛映画が好きな男の子も実は多いんですよ。原作でも楽しめちゃう!女の子にも男の子にも読んでほしい、胸がきゅんと切なくなるおすすめの恋愛映画の原作10冊を紹介します。

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有川浩『植物図鑑』

お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です――。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を「狩り」する、風変わりな同棲生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。

2016年、三木康一郎監督、高畑充希×岩田剛典主演で映画化。

疲れて帰ったらイケメン男子が家事をして待っていてくれるなんて夢のようなストーリー。こんな優しい男子が目の前にいったら恋に落ちない女子はいません!ひとつひとつの会話が胸キュンです。物語にでてくる植物の写真や巻末には料理レシピも掲載されていて、ストーリーだけでなくあれこれ楽しめる1冊です。

金城一紀『GO!』

広い世界を見るんだ―。“在日朝鮮人”から“在日韓国人”に国籍を変え、民族学校ではなく都内の男子高に入学した「僕」。ある日、友だちの誕生パーティーで魅力的な女の子と出会い恋に落ちる。第123回直木賞受賞作。

2010年、行定勲監督、窪塚洋介×柴咲コウの主演で映画化。

日本アカデミー賞優秀作品賞を受賞。

高校生におすすめの恋愛小説No.1です。退屈なパーティーで、突然可愛いい女の子が目の前に現れて、僕を連れ出す恋のはじまりは、最高にクールでときめくお気に入りの場面です。「愛に国境はない」という言葉がありますが、ふたりの恋が迎える結末に目が離せません。

【みんなの感想より】

僕が「在日韓国人」だと告白した後の彼女に「えっ⁉」となったが、そこからはどうなるのか気になって一気に読んだ。

中田永一『百瀬、こっちを向いて。』

「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。

2014年、耶雲哉治監督、早見あかり(元・ももいろクローバー)、竹内太郎主演。

原作の短編も大好きなこの作品。昔なじみのイケメン先輩に頼まれて、百瀬の彼氏役を引き受けた主人公の僕。恋愛なんて遠い存在だったはずの僕は、やがて百瀬に恋をしている自分に気づきます。でも、百瀬の本当の彼氏は先輩だし。でも先輩には他に公認の彼女がいるし、あーもうーと身もだえてしまう、青春絶好調の恋愛ストーリー。この短編集は、ほかの作品も胸キュンでおすすめです。

【みんなの感想より】

ノボルがんばれ!って感じ。映画の早見あかりちゃんが、百瀬のイメージにぴったりでした。

有川浩『レインツリーの国』

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。

2015年、三宅喜重監督、西内まりあ×玉森裕太主演で映画化。

ハンディキャップのために人に心を開くことができないひとみと、そんな彼女を変えたいと思う伸行の微妙な距離感。奥手であか抜けないひとみがまっすぐすぎる伸行とのかかわりで、少しづつ変っていく姿を、素直に応援したくなる青春恋愛物語。

【みんなの感想より】

丁寧なひとみの文章がすごくいいなぁと思った。耳が不自由な分、言葉をとても大切にしているという言葉に、なるほどと感じた。

江國香織『きらきらひかる』

私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである――。笑子はアル中、睦月には男性の恋人・紺がいる。そんな二人はすべてを許しあって結婚した、はずだったのだが……。 傷つき傷つけられながらも、愛することを止められないすべての人に贈る、純度100%の恋愛小説。

1992年、松岡錠司監督、薬師丸ひろ子、豊川悦司、筒井道隆主演で映画化。

笑子、睦月、そして紺くん。まわりから見れば奇妙に思える関係も、3人にとっては絶妙なバランスで成り立っている。だれも傷つけたくない彼らはみな、本当は優しすぎるのかもしれない。江國香織さんの恋愛小説の中でも代表作であり名作です。

田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』

足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、大学を出たばかりの共棲みの管理人、恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く

2003年、犬同一心監督、池脇千鶴×妻夫木聡主演で映画化。

モントリオール国際映画祭などに正式出品されました。根強いファンの多い名作恋愛映画です。

ハンディキャップを抱えたジョゼ(くみ子)と、ふつうでちょっとだらしない大学生恒夫とのごくふつうの恋愛が描かれた短編です。そのため映画ではストーリをふくらませ、より情熱的でPG12指定されていますので、大人になってからどうぞ。短編は中学生からでもおすすめです。孤独ゆえに強がりながらも自分と素直に向き合うジョゼのキャラクターに惹かれます。原作、映画どちらもそれぞれの良さがあり、おすすめです。

片山恭一『世界の中心で愛を叫ぶ』

高校2年生の朔太郎と、恋人のアキ。アキの死から、物語は始まる。ふたりの出会い、無人島への旅、そしてアキの発病、入院……。最愛の人を失うとは、どういうことなのか。日本中を涙させたラブストーリー。

2004年劇場公開、大ヒットした話題作です。主演は、大沢たかおと柴崎コウ。高校時代の朔太郎を森山未來、白血病の少女・アキを長澤まさみが演じました。

映画は原作と視点を変えて、現代の朔太郎が過去を振り返るものになっています。ぜひどちらもあわせて。

映画を観て号泣して、本を読んでまた泣いてしまいました(T_T)

住野よる『君の膵臓をたべたい』

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!

2017年、月川翔監督、浜辺美波×北村匠海主演で映画化。

第41回日本アカデミー賞優秀作品賞ほか。

山内桜に会うまでの僕の毎日はどこかモノトーンのようで、それは物語の中に彼の名前が出てこないことにも象徴されています。だれでもない自分が、彼女との出会いで生きていることのすばらしさに気が付いていきます。青春小説ですが、桜が「僕」に恋心を抱いていたことは、物語を読めば一目瞭然。そして僕も…。

中学生・高校生の朝読書でも人気の本。2018年にはアニメ映画化も公開されます。まだ読んでいない人はチェック!

越谷オサム『陽だまりの彼女』

幼馴染みと十年ぶりに再会した俺。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ冴えないイジメられっ子だった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身を遂げていた。でも彼女、俺には計り知れない過去を抱えているようで―その秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる!誰かを好きになる素敵な瞬間と、同じくらいの切なさもすべてつまった完全無欠の恋愛小説。

2013年、三木孝監督、松本潤×上野樹里主演で映画化。上野樹里ちゃん演じる彼女がかわいいんですよね。

「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」としても話題となりました。順調に育まれるふたりの恋。しかし真緒に少しづつ異変が現れる。切なく、ラストはほっとする少し謎めいた恋愛小説です。

七月隆文『僕は明日、昨日の君とデートする』

京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。
高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。
気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて──。

2017年、福士蒼汰×小松奈々主演で映画化。

「想像もできなかった大きな秘密」が物語の後半で明かされるのですが、明かされてもイマイチ飲み込めない…。細部を真剣に考えすぎると時空とともに脳内もねじれそうになるので、あまり深いことは考えず、すれちがってゆくふたりの切ない恋模様をお楽しみください。

【みんなの感想より】

ネタバレ後から「???」となり、物語に集中できませんでした。いまだによくわからない点があります…。

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